「こども海洋リサーチ 学習会」を開催

〜 親子18組38名が、千葉県九十九里海岸の自然を学ぶ〜


 B&G財団では、総合学習や学校週5日制などの受け皿づくり・支援活動として、水辺の体験活動を推進する"海洋教育事業"に取り組んでいますが、今年度はこの事業の一環として、学習会や海辺・川辺の比較調査レポート(後援:国土交通省・文部科学省)を全国募集する、「こども海洋リサーチ」を新たに実施します。

 これに先駆け6月21日(土)、当財団は、埼玉県栗橋町との共催による「こども海洋リサーチ 学習会」(日本財団助成事業)を、千葉県の九十九里海岸で実施。今回が初の開催となったこの学習会では、海辺や川辺の環境の変化や人々の関わり方の変化などを調査することで、"海洋・水"についての理解を深め、自然を守る心を育んでもらいました。

 当日は、栗橋町の親子20組40名が参加。九十九里海岸を歩きながら海岸状況や生物などを見学し、講師(東京大学大学院 総合文化研究科助手:清野聡子氏)の説明を聞きながら、砂浜の減少など海岸を取り巻くさまざまな問題について学びました。普段、海水浴などで何気なく訪れる海岸も、よく観察してみるとさまざまなことが分かります。「不思議な貝が落ちてる!」といった子供たちの声に加え、「海岸に、こんなメカニズムがあるとは知らなかった」などと親たちも驚きの声をあげていました。なお、参加者の皆さんには、後日、感想をレポートしていただくことにしています。
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