事業内容を知る 水辺の安全教室

「B&G水辺の安全教室」プログラム 不慮の落水から身を守るための4つの方法
2015年度は全国で121の小学校を含む 442団体・63,363人が学びました!

1.背浮き

水に落ちてしまった場合、水面上に鼻と口を出し、焦らず浮いて呼吸を確保しながら助けを待つのに適した浮き身のこと。

① 空気を吸い込み、少しずつ呼吸する。鼻から水を吸い込まないように注意する。
※人間は肺に空気が入っていないと沈んでしまう。
声を出すと息を吐くので沈んでしまう。
② 手足を広げ(手はバンザイ)、あごを上げ、お腹を突き出し、身体を反らせるようにする(重心を頭の方に移動する)。
※靴を履いている場合は、靴の浮力の影響で、大の字の状態でも背浮きが可能。
※水面から手をあげると沈んでしまう。
③ 力を抜く。

【ポイント】・両腕を両耳の横で伸ばす
      ・耳まで水をつける

2.浮くものを使用した背浮き

ペットボトルを使用して背浮きを行う

・お腹や胸、あごの下など、各自バランスを取りやすい場所でペットボトルを持つ。
・背浮きができない子供もペットボトルを使うと、背浮きができる。

3.ペットボトルを使用した救助

① 1人は、落水者役としてプールの中で待つ(できれば背浮き)。もう1人は、救助者役として陸上で待つ。【a】
② 救助者役は、浮く物(ペットボトル他、身の回りの浮力体)を落水者役に陸上から投げ渡す。【b】
③ 救助者役は、周囲に助けを呼ぶ。
④ 救助者役は、119番(消防)へ通報する。(海上では118番(海上保安庁))
⑤ 落⽔者役は、投入された浮力体を保持し、
 ・背浮きをする(任意で時間を設定)
 ・バタ足または平泳ぎの足で移動する。
 のいずれかを行う。【c】
⑥ 救助者役は、落水者役にプールサイドから、「頑張れ!すぐに救助隊が到着するから」など励ましの声をかける。

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4.ライフジャケットを着用した背浮

ライフジャケットを着用した背浮き状態で、手や腕を使いバランスを取りながら移動。方向転換を行う。

「エレメンタリーバックストローク」
背浮きの状態で行う背面での平泳ぎのような泳ぎ。手は頭まで上げずに肩の高さからモモまでかく。
脚はバタ足または平泳ぎの足で行う。

「スカーリング」
手のひらで水をかき分け、寄せ集めて、水をつかむ技術

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