活動記録 「2017 B&G 全国ジュニア水泳競技大会」開催

10月6日の「JLC NEWS PLUS」で『2017 B&G 全国ジュニア水泳競技大会』が放送されました。

　2017年8月19日(土)、東京都江東区の東京辰巳国際水泳場で「2017 B&G全国ジュニア水泳競技大会」を開催しました。当日は、日本水泳連盟資格級1級の標準タイムをクリアした23都県の小・中学生592人と、「スペシャルオリンピックス日本・東京」(SON東京)に所属する障害者アスリート4選手が参加し、白熱したレースが繰り広げられました。

　今大会は、東京辰巳国際水泳場に会場を移してから10回目の記念大会であり、大会ゲストとしてリオデジャネイロオリンピック200m×4人フリーリレー銅メダリストの江原騎士選手を招待しました。昼の休憩中に江原選手が模範泳法を披露、質問コーナーを設けました！

　質問コーナーでは、江原選手の普段の練習内容からプライベートのことまで、さまざまなジャンルの質問があり、参加選手は江原選手の回答に興味津々でした。また、模範泳法では、クロールのコツや練習方法を目の前で披露して、プールサイドに集まった多くの選手たちにとって、大変貴重な時間となりました。

　江原選手は最後に、「体が小さい僕でもメダルを取ることができた。みんなも頑張ってほしい」と、参加選手たちに力強いエールを送りました。

　その他、大会記録を更新した選手全員と、抽選で参加選手10人に江原選手のサイン入り色紙が授与されました。

　障害の有無にかかわらず、誰もが参加できる大会として、「スペシャルオリンピックス日本・東京」(SON東京)のアスリート4選手も参加しました。今回4選手はB&G海洋センター・海洋クラブで活動している小中学生とともにレースに参加して、大いに日頃の練習の成果を発揮しました。

　午後にはシドニー五輪銀メダリストの中村真衣さんが水泳教室を開き、SON東京の4選手はビート板を用いた蹴伸びやバタ足の方法を教わりました。

　今回も、大会顧問の中村真衣さんから中村真衣賞として、ベストコスチューム賞・チーム応援賞・リレー優勝チーム賞の3つの特別賞が選手たちに贈られました。