幼児から高年齢者までの心身の健康づくりに関する事業

地域住民の笑顔のために指導力の向上を目指す!
転倒・寝たきり予防プログラム 第9回モデルセンター講習会開催!!

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高齢者の健康づくりのために全国から31人が集まりました

現場ですぐに役立つプログラムを提供

 3月5日(火)・6日(水)の2日間、東京都港区の笹川記念会館にて、転倒・寝たきり予防プログラム「第9回 モデルセンター講習会」を開催しました。

 この講習会は、すでに転倒・寝たきり予防プログラム(以下、転プロ)を導入しているモデルセンター・導入センターのほか、今後の導入を検討している海洋センターの担当者、ならびに海洋センター所在自治体の保健師を対象に、指導力の向上を図るとともに、指導員相互のネットワークを深めることを目的に実施しています。

 講習会には、全国の25海洋センターから31人が参加。専門講師による講義や実技、事例発表などが行われ、現場ですぐに役立つプログラムなどの知識や技術を数多く学びました。

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基本をわかりやすく解説する上岡先生

転プロの基本を改めて学ぶ

 講習会1日目は、転プロ導入時からご協力いただいている東京農業大学教授 上岡洋晴先生の「転倒・寝たきり予防プログラムの基本」と題した講義からスタート。健脚度測定や転倒の原因、予防方法などを分かりやすくご説明いただきました。

 また、講義の中では、ボディじゃんけんや太極拳などの実技も実施。高齢者へ指導する際の注意点や楽しく実施するためのポイントなどを学びました。

 上岡先生の熱のこもった講義に、参加者からは、「現場経験に基づいた指導方法がとても分かりやすかった」「転プロの基本が改めて学べ、指導するうえでの重要なポイントを再確認することができた」などの感想があがっていました。

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「この講習会でたくさんのことを吸収していただき、指導者相互のネットワークも広げてほしいと思います」と開会の挨拶をする古山常務理事

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上岡先生からボディじゃんけんの指導ポイント学ぶ参加者

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転プロを導入している海洋センターからの事例発表

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笑顔があふれた東先生のレクリエーションの講義

レクリエーションはコミュニケーション

 講習会2日目は、日本レクリエーション協会の東正樹先生の指導のもと、「肩あげて」や「握手でこんにちは」、「お金持ち日本一選手権大会」などを体験。転プロ教室でのアイスブレークやちょっとした空き時間に使えるゲームなどバリエーション豊かなレクリエーションを学びました。

 参加者の皆さんは、「レクリエーションはコミュニケーション」という東先生の言葉どおり、気づけばコミュニケーションも深まったようで、笑い声あふれる楽しい時間。講義後は、「すぐに教室で使いたい!」「この楽しさを転プロ教室の参加者にも伝えたい」と話す参加者が多くいました。

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東先生から「スーパードミノ」の説明を聞く参加者。皆さん真剣です

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高齢者を対象に楽しみながらゲームを行う際の注意点なども教えていただきました

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他部署との連携方法などお互いの悩みなどを話し合ったディスカッション

「地域住民のために転プロがんばるぞ!!」

 参加者は、新しい情報を得るとともに、基本を再確認することで、さらに指導力が向上されたのではないでしょうか 。 今回の講習の内容を教室にとりいれることで、更に元気な高齢者を増やしていただきたいと思います。

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