その他の活動記録

2012年 B&G財団会長 年頭の挨拶

ブルーシー・アンド・グリーンランド財団
会 長  梶 田  功

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新年を迎え、B&G財団役職員を代表してご挨拶を申しあげます。

 皆様、ご存知のとおり、昨年は「東日本大震災」によって海洋センター所在自治体を含む各地で大きな被害が発生し、未だに困難な日々が続いております。また、ほかの地域では台風などによる豪雨の災害も数多く発生しており、まさに自然の猛威を痛感した年となりました。被災された方々におかれましては、一日も早く復旧の道が開け、明るい日々が戻って来ることをお祈り申しあげます。

 このような事情を踏まえ、B&G財団では昨年、被災地復興支援活動として体験クルーズや各種全国大会を“子どもたちに笑顔を 日本元気復活事業”と位置づけて開催。全国少年少女カヌー大会やOP級ヨット大会、全国ウォータースポーツ大会などで過去最高の参加者数を記録するなど、いずれの大会も活況を示し、イベント期間中に募った寄付金や大会プログラムなどの売上金すべてを日本財団ROADプロジェクト「東日本大震災支援基金」に寄付させていただきました。

 また、緊急災害復旧修繕助成として 7自治体9施設に95,600,000円を交付。震災の影響を考慮して8月に延期・実施した体験クルーズにおきましては、被災地から18人の子どもを招待し、小笠原の大自然を満喫しながら全国各地の子どもたち481人と交流を深めてもらいました。

 こうしたなかで、全国のブロックにおいて海洋センター最高責任者である全ての教育長様を対象に、「教育長・責任者 海洋センター・海洋クラブ活性化会議」を初めて開催。総勢187自治体の教育長様が出席され、事業内容の確認・推進、事例発表を通じて情報交換を積極的に行ってくださいました。

 そして、今年2月には第4回「B&G全国サミット」の開催を迎えます。従来は3年に1度の開催でありましたが、昨年のB&G全国市長会議で強いご要望が出されたことを受け、今年度からは毎年の開催に移行することになりました。全国の首長様が一堂に会す本会議の成功と、今後の更なる展開に向けて尽力する所存です。

 本年も、B&Gプランである “スポーツ・健康・人づくり”の実現に向けて各種事業に積極的に取り組むとともに、ウォーターセーフティー ニッポンの「水の事故ゼロ運動」も全力で推進してまいります。

 最後になりましたが、日本財団、ボートレース業界をはじめ、B&Gプラン推進関係者の皆様には引き続きのご理解・ご支援をお願い申しあげます。

 本年が皆様にとりまして実り多き年となりますようお祈り申しあげ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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