指導者養成

空と海と風を受けて 指導者フォローアップ事業「帆船研修」を実施

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練習帆船海王丸

5泊6日 神戸港から鹿児島港までのセイルトレーニング

 平成24年1月31日(火)から2月6日(月)にかけて、指導者フォローアップ事業「帆船研修」を実施しました。この事業は、帆船「海王丸」に乗船し、航海技術の学習をはじめ帆走訓練などのセールトレーニングを通じ、海や船への理解を深め、指導導者の資質向上を図ることを目的としています。今回の研修には、宮城県、兵庫県、岐阜県、香川県などから参加したB&G指導者10人。神戸港から鹿児島港までの5泊6日を東京海洋大学、神戸大学、各地の商船高等専門学校の実習生とともに航海しました。航海中は冬の時期にもかかわらず天候に恵まれ、3日間の帆走を体験できました。

 

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港湾内の航行について説明を受ける参加者

 

参加者からの感想を紹介します

● 徹底した安全管理が参考になりました!
帆船は登檣(とうしょう)訓練や総帆展帆、畳帆(じょうはん)など、帆船特有の作業をはじめ、揺れる船内、狭い通路など危険と隣り合わせです。そのような中、事故のリスクを減らし、安全を如何に確保するかが大きな課題になります。海王丸では事前説明を充分行うとともに、教官がやって見せ、理解させることで、安全を確保していたことがとても参考になりました。

● 帆船航海という貴重な体験により新たな視点を持つことができました。
人間は体験や交流によって成長していくものです。大きく成長している人の話は心に響きます。我々指導者は、様々な研修を糧とし見識深く優れた指導者に成長していかなければなりません。そのような意味において、この帆船研修は貴重な経験を得ることができ、新たな視点を与えてくれた研修でした。


研修の一部を写真で紹介します

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実習生の行う展帆作業

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風を受けて走る帆走は、波と風の音が印象的

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水平線に沈む夕日

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帆の角度の変更も重要な作業

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落水者を想定した救助訓練も実施

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海王丸のバウスピリットにチャレンジ!

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船内の個人スペースはタイトなベットのみ

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これからメインマストのトップボードへ登檣訓練

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登檣訓練中は回りを見る余裕はありません!

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海王丸の渡邉キャプテン(2列目左端)と記念撮影

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