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指導技術の向上を目指して
B&Gレベルアップ研修会開催(カヌー編)


 9月15日(火)・16日(水)の二日間にかけて、北海道の南富良野町で平成21年度B&Gレベルアップ研修会(カヌー編)を開催しました。今回の研修会では、カヌーの操船技術のレベルアップを図るとともに、カヌーでの川くだりの企画立案から救助方法を学びました。
  研修会には、北海道内の地域海洋センターで活躍する指導者10名が参加。北海道国体でカヌーのスラロームやワイルドウォーター会場にもなった空知川で実技などを行いました。ちなみに空知川流域の南富良野町は現在もカヌー競技が開催されており、ラフティング等も盛んに行われています。  


今回参加した北海道内の海洋センター指導者のみなさん

■座学でリバーツーリングの基本を学ぶ
  開講式の後に行われた座学では、今回の講師であるアトランタオリンピック日本代表選手の持田雅誠(財団職員)が川での注意点やセルフレスキューの方法、リバーツーリングを企画する際のポイントなどを講義。スローバック(河川での救助道具)を用いての救助法の実演も行いました。。 


開講式の後、早速講義がはじまりました
今回の講師は元オリンピック選手の持田です
ロープを投げるポイントなどを説明


■川の流れの速さに参加者もビックリ!
 座学のあとは、いよいよ実技です。9月上旬でも北海道の水はさすがに冷たく参加者全員ドライスーツを着込んでの実技。初めに川の上から、座学で学んだ川の流れの種類や性質をおさらいした後、実際にカヌーに乗艇し、リバーツーリングの基本練習を行いました。しょには、川の流れの速さに戸惑っていた参加者も徐々になれ、最終日には、落差のある“瀬”を下ることにも挑戦。失敗して沈をした参加者もいましたが、皆さん練習の成果を実感していました。

実技の前に川のポイントの確認を行います。
自分の体形に合ったカヌーを選ぶことが重要です
最初は流れが穏やかな場所で基本練習


沈(転覆)した場合は、その後の処置が重要です。
二日目は流れの速い場所に挑戦です。カヌーをかついで、川岸に降りて行きます。
見事なパドルさばきで難関を乗り切りました。


■来年はリバーツーリングを企画
 研修会終了後、参加者に感想をお聞きしたところ、「カヌー技術の向上が図れた」「リバーツーリングを企画する参考になった」との話をお聞きすることができました。また、今回参加したメンバーで北海道の川でリバーツーリングを行いたいとの話も上がっていました。

今回、講師を行った持田雅誠のカヌー講座はこちらからご覧になれます。