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親子の絆を深める
第1回全国ウォータースポーツ大会 〜天城フェスティバル〜 開催


 8月1日(土)に鹿児島県の徳之島にある天城町で「第1回全国ウォータースポーツ大会 〜天城フェスティバル〜」が開催されました。
 今回の大会は、B&G財団・日本トライアスロン連合・日本ライフセービング協会の3団体の協働事業として取り組んでいますWSP(ウォータースポーツプロジェクト)が今年で3年目を迎えることから、昨年のWSPの開催地である天城町の主催により3団体が協力して開催されることとなりました。
  大会には、島内をはじめ隣の島の奄美大島や大分県から48組96名が参加。それぞれ、優勝を目指して頑張っていました。 


会場となった徳之島の天城町は青い海がとても印象的でした

■大会の前日に前夜祭で交流
  大会の前日には前夜祭が行われ、天城町の民俗芸能の紹介やクイズ大会、島外の参加者の紹介などがあり、参加者間の交流を図っていました。最後は、参加者全員で、「天城町六調子宝バンド」の演奏で奄美地方の「六調」に合わせて踊りを踊りました。 


B&G財団 大島常務理事
クイズ大会の商品にはマンゴーもありました
藤田会長代行
アトラクションのフィナーレは、全員で六調を踊りました

■親子の絆を深めて欲しい
 開会式では、主催者である天城町の 大久幸助町長が「この大会を通して親子の絆を深めてください」と挨拶。その後、B&G財団の大島康雄常務や鹿児島県トライアスロン協会の田代理事が挨拶を行い、天城町から参加した親子が選手宣誓を行いました。

普及艇
大会主催者の天城町の大久町長です
カヤックシングル
B&G財団からは大島常務が挨拶を行いました

■目隠しゾーンに戸惑う親子も
 まず初めに行われたのは、日本トライアスロン連合が担当した「ペアマラソン」競技です。高橋尚子さんも練習を行った「クロスカントリーコース」を会場に親子がそれぞれペアでマラソンを行います。しかし、ただのペアマラソンとは異なり、途中に目隠しゾーンがあります。親子それぞれが目隠しを行い、ペアに手を引いてもらうのですが、初めての体験でほとんどのペアがペースダウン。お互いに声を掛け合って走っていました。


ペアは鉢巻をお互いに持って走ります
目隠しすると途端にペースが落ちます
お母さんを引っ張ってゴールイン


■ペアとの協力が不可欠
 次に行われたのがB&G財団が担当した「カヌー」競技。白い砂浜が広がる「与名間ビーチ」で行いました。競技はペアカヌーにペアで乗艇し沖にある2つのブイを回って早さを競います。ペアカヌーは乗艇したペアの息が合わないと真っ直ぐに進みません。レースでは、お母さんと娘さんのペアが優勝するレースもあり、力だけではなく、ペアとの協力が不可欠な競技です。

お互いに息のぴったり合ったペアです
ターンマークの近辺は大混雑早く抜け出せたペアが有利です
ラストスパートです


■お父さんに助けてもらったよ
 最後の種目は、日本ライフセービング協会が担当した、「バディーレスキュー」競技。カヌーと同じ水面で行われ、沖で待っている子どもをペアの方が砂浜からスタートして救助し、一緒に戻ってくるレースです。レスキューチューブと呼ばれる救助用具をペアの体に巻き、泳いで砂浜を目指し、ペアが一緒にゴールに駆け込んでくる姿が印象的でした。お父さんに救助してもらって嬉しかったと話す参加者もいました。

レスキュー!!
ペアの体にレスキューチューブ巻きつけます
仲良く手をつないでゴールイン


■来年も是非大会に出たい
 競技の後、表彰式が行われました。各種目の表彰をそれぞれの団体の代表が行い総合の部の表彰を天城町の大久町長が行いました。島外の方には全員に特別賞が送られ、島のクワガタが副賞として渡されました。島外から参加した方にお話を聞いたところ、「久しぶりに子どもと協力して行うことができた」「島の美しさとおもてなしに感激した。是非来年も出場したい。」といった話しを聞くことができました。

普及艇
島外からの参加者全員を表彰
カヤックシングル
総合の部に入賞した皆さんとの記念撮影