かつてない体験で親子の絆が深まりました!
「B&G親と子のふれあいキャンプ」岐阜県恵那市で開催!!(日本財団助成事業)
このキャンプには、恵那市矢作小学6年生11名とその親や兄弟など25人が参加。“親と子の絆”を一層深めるために、日常生活では体験できない多彩なプログラムを親と子で協力しながら行いました。
B&G財団では、(財)小野田自然塾の協力を得て、青少年及び親子対象の自然体験プログラムを普及することを目的に、平成19年度より野外体験活動指導者セミナーを実施しています。そのセミナー受講者により、今年度は、全国20ヶ所で『親と子のふれあいキャンプ』が実施される予定。恵那市からは、今年度の指導者セミナーに恵那市教育委員会の大島聡さんと田口恵美子さんの2名が参加され、今回のキャンプが実現しました。
午後1時、参加者は矢作小学校の校庭に集合。参加する子ども達の進行で開会式が行われ、「みんなで協力して楽しく勉強になる親子行事にしましょう」と今回のキャンプの目標が発表され、いよいよキャンプスタートです。
はじめのプログラムは、テント設営。テント設営に役立つ「まき結び」と「自在結び」を練習後、みんなで力を合わせてテントを組み立てました。
そして、次は、燻製作りに取り掛かります。ダンボールと針金を使って「燻製マシーン」を作成し、かまぼこや卵、チーズなどを「燻製マシーン」の中へ入れいぶします。どんな味になっているかは、夜のお楽しみです。
続いて行ったのは、「サバイバルゲーム」。各班で猟犬役と猟師役を決め、隠された食材を探します。足りない食材は、他の班と交渉して交換することは自由です。確保した食材でどんな食事をつくるのか、どのように交渉するのか、班のチームワーク、交渉術が光るゲームです。大人も夢中で体育館を走り回り、この日一番の盛り上がりを見せました。
苦労して出来上がった食事は格別で、保護者の皆さんは「普段はあまり食べない子ども達もたくさん食べていた」と話していました。
この日は、夕食後も夜のレクリエーション、未来の自分へ宛てた手紙を書く、花火大会とプログラムが続きましたが、参加者は最後まで元気に行動をしていました。
■ 初めてやったことばかりでむずかしかったけど、楽しかった!!
2日目は6時起床。朝から元気に体操を行い、朝食のホットドッグづくりに挑戦しました。
その後、プールに場所を移動し、恵那市B&G指導者会によるカヌー教室が行われました。初めてカヌーの乗る人がほとんどで、始めは上手く進まないようでしたが、笑顔で楽しんでいました。
最後に行われた閉会式では、子ども達から「初めてやったことばかりでむずかしかったけど楽しかった」「みんなで協力しあって楽しかった。今後に活かしたい」など感想の発表がありました。
また、娘さんと参加された太田さんは「かつてない内容のキャンプだった。親子で行動することが少ないので、子ども達にもよい体験となったと思う」と話されました。
キャンプを企画した大島さんは「ちょっと内容をつめこみすぎたかなと思ったが、子ども達は活発に動いていた。保護者も意欲的に動き楽しい親子キャンプになった」と話し、みんなが満足する2日間となりました。