徳島県初！徳島県Ｂ＆Ｇ地域海洋センター連絡協議会主催
B&Gウォータースポーツプロジェクト「親子・トライアスロン・ライフセービング体験講習会」開催！
平成２１年７月２０日（月）の海の日、徳島市Ｂ＆Ｇ海洋センターで、徳島県Ｂ＆Ｇ地域海洋センター連絡協議会主催のＢ＆Ｇウォータースポーツプロジェクト「親子・トライアスロン・ライフセービング体験講習会」が開催されました。
講習会には、徳島県内の親子２８名が参加。トライアスロン・ライフセービングの基礎を楽しく学びながら、親子の絆を深めました。
「ウォータースポーツプロジェクト」は、Ｂ＆Ｇ財団、トライアスロン連合、ライフセービング協会の３団体協働事業で、各団体共通の目的でもある“青少年の心と体づくり”及び“自然体験を通じた安全教育”を推進するために、平成19年度に立ち上がったプロジェクトです。今年度は全国１５ヵ所のＢ＆Ｇ海洋センターで開催の予定で、徳島県内では、今回が初の開催となります。
開講式で講師の先生方に挨拶。「よろしくお願いしま〜す」
昼食後は、水辺の安全についてのお話。ライフジャケットを着用する理由などについて学びました
いつも乗っている自転車でもスラロームは難しい〜。みんな真剣です
■みんなで協力して楽しく水辺の安全を学ぼう！
心配されていた雨もあがり、予定通り９時から講習会がスタート。
初めに体験したのは、「ライフセービング」。岡山ライフセービングクラブの藤井正弘先生を講師に迎え、落水体験やレスキューチューブを使った救助法などを体験しました。子ども達は、歓声をあげながらも、落水体験などでは真剣な表情を見せ、楽しみながら、自分で身を守ることの大切さを学んでいたようです。
藤井先生は、「海や川へは大人と行くこと、おぼれている人を見つけたら大人を呼ぶことが大切です。水に親しんで安全に楽しんでほしい」と話し、一つ一つのプログラムの目的を子どもたちに伝えながら丁寧な指導をされていました。
背浮きの練習。簡単そうで難しい〜。
初めに目をつぶって回りの音を聞きました。「まずは回りに気づくことが大切です」
落水体験。みんななかなか飛び込めません。よし、いくぞ！
レスキューチューブを使った救助体験。みんなで協力して救助するぞ〜
続いて、「トライアスロン」の講習会が行われ、水泳・バイク（自転車）・ランニングの３種目の基礎を学びました。
バイクの講習では、参加者が持参した自転車を利用。「タイヤの空気が入っているか」「ブレーキがきくか」などをしっかり確認後、スラロームの練習を行いました。
その後、体育館へ移動して、ランニングの練習を行い、最後に、ミニレースを実施しました。レース中盤からトップ争いが接戦となり、お父さんと子どもが真剣に競い合う姿がみられるなど、大変盛り上がる楽しいレースとなりました。
指導をされたジュニアトライアスロンコーチの三由弘一先生は、「トライアスロンは子ども達の教育にもってこいの競技。しんどい競技だというイメージが強いが、ゴールしたときの達成感は素晴らしい。小学生時代は、多くの種目に接してほしい」と話し、熱心に指導をされていました。
最後に行ったミニレース。お父さんと子ども達のデッドヒートが繰り広けられました
人間ドミノたおし。「まずは楽しく水に慣れることが大切です」と三由先生
ランの練習。みんな必死で走っています
ヘルメットかぶり競争。誰が一番早くかぶれるかな。
■ 泳いだり、走ったり、とっても楽しかった！
講習会終了後、子どもたちは「とっても楽しかった。泳いだり、走ったり、自転車に乗ったり、いろいろ出来て、楽しかった。また、やってみたい！」と満面の笑みを浮かべて話していました。
閉講式では、四国ブロックB&Gアドバイザーの金久さんから、一人ひとり修了証が手渡されました。
最後に、B&G財団海洋センター課長の菱木から、「この講習会は、３団体がそれぞれのノウハウを一日で提供する内容です。皆さん、目を輝かせながら競技をしていましたね。おうちに帰っても、何が面白かったか、何が楽しかったか、何を学んだのかなど話しあってください」と話しがあり、講習会は笑顔に包まれて終了しました。
参加者全員に修了証が手渡されました。皆さん、またチャレンジしてくださいね！
＜記念撮影＞
今回の講習会には、徳島県B&G連絡協議会から、９人のスタッフが参加。事前の打ち合わせはもちろん、当日は７時に集合し、準備から後片付けまでサポートしました。幹事センターの東みよし町三加茂B&G海洋センターの柏木さんは、「講師との連絡調整や参加者募集が大変でしたが、多くの子ども達の笑顔が見れてよかった」と話されていました。
徳島県B&G連絡協議会は、徳島県内の８箇所のB&G海洋センターで組織されています。「月に１回は集まっています。チームワークは抜群です」と話す、団結力と行動力のある県連絡協議会です。
