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B&G特派員便り:中部ブロックB&G海洋センター連絡協議会交流大会in佐久島
     〜アサリをいっぱい採ったどー!〜

 5月9日(土)〜10日(日)の1泊2日、愛知県一色町佐久島で「中部ブロックB&G連絡協議会交流大会in佐久島」が、参加者48名・指導者23名の合計71名が参加し、盛大に開催されました。この大会は、中部ブロック内各センター間の交流を行い、各センター及びブロックの活動を推進していくことを目的としています。
 今回は、海洋性レクリエーション活動として、カヌー体験・水辺のインタープリテーション・潮干狩りを、文化・学習活動として、夜光虫の観察・「佐久島アートピクニック2009」を行いました。
乗船
快晴のなか船に乗り込み、いざ出発

■ 1日目

 当日は「もう夏!?」と思ってしまうくらいの暑さとなりました。
 入島式では、中部ブロックB&G連協 山本事務局長が「この2日間で、たくさんの友達とたくさんの思い出を作ってください」と挨拶されました。また、2日間お世話になる民宿の方々からもご挨拶いただきました。
お出迎え
民宿の方々が大漁旗でお出迎え


記念撮影
みんなで記念写真


◆ 潮干狩り
 
 入島式が終わった後、参加者みんなで潮干狩りを行いました。潮干狩りは、老若男女の区別なく、実力のある者が多く採れます。最初は遊び半分で採っていた子どもたちも、こつを掴み、多く採れだすと、だんだん口数が少なくなり、時間いっぱいまで一生懸命採っていました。
 子どもたちからは「宝探しみたいでおもしろかった」「大きい貝が採れてうれしかった」「やめたくても、なかなかやめられなかった」との感想がありました。


潮干狩り
採ったどー!
愛知県の潮干狩り場
愛知県内でも有数の潮干狩り場

◆ 海洋性レクリエーション
 
 続いて、班ごとに分かれて、カヌー体験と水辺のインタープリテーションです。カヌー体験では、最初はぐるぐる回って前に進めない子どもも、指導者の的確な指導によりまっすぐ進めるようになっていました。


パドルの使い方
まずは、基本の漕ぎ方から
カヌー体験出発
緊張のなか、いざ出発

◆ 水辺のインタープリテーション

 カヌー体験の後は、インタープリテーションの手法を活用した自然の体験学習です。海の生物をみんなで探し、実際に見て触ってみて、気づいたこと、思ったことなど、意見を出しあいました。普段、海に馴染みのない山間部の子どもたちは、今まで見たことがない生物を目の当たりにし、「ぶよぶよして気持ち悪〜い」と言いながらも、恐る恐る触って、興味津々の様子でした。


◆ 夜光虫の観察

 夕食後は、夜光虫の観察です。海中でタモをゆらすと海中にいる夜光虫が刺激され光り、タモが光って見えます。真っ暗な海中で蛍光色に光るタモは美しく、タモじゃないみたいです。
水辺のインタープリテーション
海の生物、何がいるかな?

夜光虫の観察
タモが光ってビックリ

■ 2日目
 
 1日目同様、強い日差しが照りつけるなか、佐久島内の常設展示アート作品14点を巡るスタンプラリー「佐久島アートピクニック2009」を行いました。途中迷子になりながらも、なんとか制覇し、暑さでうなだれる大人を尻目に、汗をいっぱいかいて元気に走り回っていた子どもたちが印象的でした。


記念撮影
アート作品で記念写真
スタンプラリー
スタンプがカラフルできれいでしょ

◆ 離島式
 
 2日間に渡り、大変お世話になった民宿のみなさんにお礼を申し上げ、乗船。
 せっかく仲良くなったお友だちとも、もうお別れです。また来年会いましょう!

■ 特派員の感想

 1日目、2日目と内容盛りだくさんでしたが、大きな時間の乱れもなく進行され、有意義な時間を過ごせた参加者たちの顔は大変満足気でした。
 全国最多センターを有する中部ブロックをまとめた幹事町、また、中部6県からお集まりの指導者の皆様、大変お疲れさまでした。
 大会趣旨のとおり、各センター参加者間の交流も深まり、今後より一層、ブロック活動が活発化していくことと思います。
民宿のみなさん
大変お世話になりました。子どもたちからのお礼に照れ笑い


取材:中部ブロックB&G特派員 愛知県春日町海洋センター:小出 拓哉