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B&G特派員便り:兵庫県猪名川町B&G海洋センターで「平成20年度 第6回年末水泳記録会」を開催!

 12月14日(日)、兵庫県猪名川町B&G海洋センターの主催による「平成20年度 第6回年末水泳記録会」が開催されました。
 この大会は、猪名川スイミングスクール生を対象に、日頃の練習成果発表と生徒相互の交流を兼ねた事業として開催され、記録会には、100名(年長4名、小学生94名、中学生2名)の選手が参加しました。

 開会式では、小野 達也センター所長があいさつを行い「日頃の練習の成果を精一杯、発揮してください」と、選手たちに力強いエールを送っていました。

 続いて、選手宣誓を代表して西山 尚冴くん(小学6年生)から「日頃の練習の成果を十分に発揮します」と元気あふれる宣誓がありました。

 コーチの指導のもと、準備体操やシャワーをすませ、スタートの仕方や名前を呼ばれたときの返事の仕方など、初めての記録会に参加する子供たちも一生懸命に学んでいました。

選手宣誓
「平成20年度 第6回年末水泳記録会」
はつらつとした宣誓する 西山 尚冴くん

開会式の様子
開会式の様子
猪名川町B&G海洋センター所長 小野 達也 様
猪名川町B&G海洋センター所長 小野 達也 様

準備体操
「いっちに!さんし!」準備体操
ビート板で練習中
ビート板で練習しています。がんばれ!

■ 記録会
 
 記録会が始まりました。
 選手たちの表情もいろいろで、競技種目で優勝したい気持ちや、自分のベストタイムを目指そうと真剣な表情の子もいれば、友達と一緒に泳げることがうれしくて、顔を合わせながらニコニコと泳ぐ姿もありました。コーチから「となり見ないで、まっすぐ見いい!!!」と笑顔で声をかけられていた事が印象的でした。

 「おまえすごいやんか。1番やったぞ!」と声をかけて喜ぶお父さんや、一瞬一瞬を撮り逃さないように写真を構えるお母さんたちの姿が微笑ましく感じました。
スタート前
「よーし行くぞ!おかあちゃん見といてや」

飛び込み 勢いよく飛び込む選手たち
友達と泳ぐ選手たち 友達と泳ぐ選手たち。本当に楽しそうです。思わずカメラ目線
応援する保護者の皆さん プールサイドやガラス越しに応援する保護者の皆さん

■ ゲーム大会
 
 記録会終了後は、スクール生の交流を深めようと、ゲームが開催されました。
 例年実施しているゲームですが、昨年まではセンターの規程上、全6コース中4コースしか利用できませんでした。しかし今年は、十分なスペースでスクール生をゲームで楽しませたいという思いから、町教育委員会に所長がお願いし、18時までの閉館時間の延長と、全面プールを利用可能にしてもらえるようにしていただきました。
 今回のゲーム大会は、全面利用できることから、スクール生やスタッフにとって今まで経験したことがない、十分なスペースの中での開催でした。ゲームの内容は毎年違うことをしようとスタッフがアイデアを出し合った手作りのゲームです。

 まず参加者が4チームに分かれて「浮島リレー」と「宝探しゲーム」が行なわれました。
 「浮島リレー」は大きな浮島にみかけた大きなビート板にチームメンバーを乗せて、バタ足でプールサイドを往復し、チームワークと早い順番を競うリレーゲームです。

 続いて行なわれたのが、「宝探しゲーム」です。
 制限時間内に、プール中央の浮島に、スタッフが用意したペットボトルや輪投げ等の宝物を、四隅から各チームが泳いで取ってくるゲームで、宝物についたポイントを多く勝ち取るゲームです。
 低学年と高学年に編成された各チーム、スタートの声で、一声に中央に向かっていき、両手に抱えきれないほどの宝物を一生懸命運んでいました。 低学年のチームは、みんな必死な顔でがんばっていました。低学年が終わると次は高学年です。スタートの声で次々飛び込む様子は、まるで魚の群れような勢いで飛び込んでいきました。
<浮島リレー>
浮島リレー
4チームそれぞれが応援し声を掛け合っていました。かなりの盛り上がりでした

浮島リレー
「はやく、はやく!」の楽しい声が響きあっていました


<宝探しゲーム>
宝探しゲームスタート スタートの声で一斉に泳ぎ寄る子どもたち
低学年チーム 低学年チーム
次々と運び込まれる宝物。さあ急げ!
高学年チーム さすが高学年の子どもたち。しぶきが上がりすぎて前が見えません


 点数の発表では、一個一個をスタッフたちがプールに投げ込み、子どもたちは声高らかに数を数えていました。

 ゲーム後は、スタッフと一緒に片付けをしながら、楽しく交流していました。


交流
初めての全面プールに開放された気分
スタッフと子ども
力持ちのスタッフ!

■ 表彰式

 片付け後は表彰式が行なわれました。
 スタッフ手作りの表彰台に上がり、記念撮影も撮りつつ、今年の締めくくりを選手たちみなさんで、称えあっていました。
表彰式
スタッフ手作りの表彰台に上がっての授与。 これもいい思い出になりますね

■ 参加者から感想を聞きました

藤川 優希さん
 「ここで水泳して6年目になります。毎年記録会を楽しみにしていて、ベストタイムも出たのでうれしかったです。ゲームも楽しかったです。来年も頑張ります」

高橋 智恵さん
 「水泳が好きで、5年目になります。毎年記録会が楽しみで、自己記録を目指して頑張りました。今日も楽しかったです」
藤川 優希さん(小6)と高橋 智恵さん(小6)

藤川 優希さん(小6)と高橋 智恵さん(小6)

田代 智也さん
 「ここで働いて3ヶ月目になります。水泳指導から受付やプールの監視などの仕事をしていますが、利用者の方に喜んでもらえることや、色々勉強になることも多く、やりがいを感じています。今回イベントに初めて協力させてもらっていい経験になりました。自分にもできることが、そのうち出てくると思うので、続けていきたいと思います」
田代 智也さん(19歳 大学生)

田代 智也さん(19歳 大学生)

■ 担当者の感想

海洋センター所長 小野 達也さん
 「今年で、第6回大会を迎えました。記録会の運営に関しては、スタッフが流れを理解し、スムーズに進行できる様になっています。今回は、ゲーム大会に関して、子どもの動きや誘導など、ゲーム開始まで時間がかかりすぎました。もっともっとスムーズに展開しないといけない事が、次回への反省です。これからも、より良い大会が開催できるようスタッフとともに取組みたいと思います」


■ 特派員の感想

 年長から中学生までの元気な100名の選手たちが、日頃の練習の成果や個人記録を伸ばそうと頑張っていました。大会終了後は、ゲームも行なわれ、スタッフとも交流し、楽しんでいる様子が印象的でした。


取材:近畿ブロックB&G特派員 兵庫県南あわじ市南淡海洋センター:前谷 光宣