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B&G特派員便り:親子で楽しむはじめてのカヌー!〜北海道浦臼町「プールde親子カヌー体験教室」初開催!〜

 日本で一番はじめに夏の終わりを告げる北海道。
 9月に入り今季の営業が終了したプール本来ならば誰もいない寂しいはずの水面で、カヌーを楽しむ親子の歓声が響き渡りました。


■営業終了後のプールを利用してカヌー体験!

 浦臼町では、今年度から新規事業として「プールde親子カヌー体験教室」を開催。まだ暑さが残る9月2日(火)、辺りも暗くなり始めた18:30頃に、5組10名の親子が海洋センターで受付を済ませました。

 浦臼町には艇庫がありませんが、町の行事で年に1回、近くの滝川市B&G海洋センターに行きカヌーなどを体験することがあるそうです。そこで、さらに幅広い学年、多くの人が海洋性スポーツに興味を持ってもらいたいと、今回の事業の企画に至りました。募集開始からわずか2日間で定員に達するほどの反響がありました。
受付 「さあ楽しみ!」と言わんばかりの笑顔で受付へ駆けつけます


 参加したのは男の子とお父さんペアが4組、女の子とお母さんペアが1組、いずれも小学3〜4年生の子と親で、ほぼ全員が初めてのカヌー体験です。

 開講式を済ませたあと、引き続きミーティングルームで、乗り方や漕ぎ方などカヌーについての説明が行われました。


説明
まずはカヌーについての学習です
にっこりピース
カメラにピース!って、ちゃんと説明聞いてる!?笑


 その後、プールに移動していよいよ待ちに待ったカヌー体験開始!っとその前に…、水面に出るときはきちんとライフジャケットの着用です。正しく着れているか親子で互いに確認します。


ライフジャケット
ライフジャケットは安全のためにきちんと着よう!
お互いにチェック
親子でお互いにチェック。
「お母さん、ちゃんと着れてるか見てね」


 この日のために砂川市B&G海洋センターから借りてきた、B&Gカヌー3艇とペアカヌー3艇に乗り込み体験開始!

 はじめはパドル操作がうまくできず、思うように進まないカヌーに苦戦していた様子でしたが、そこはやる気と努力でカバー!途中約10分間の休憩をはさんだ以外、1時間以上の時間を熱心にカヌーに乗り続けどんどん上達していく姿、とても頼もしかったです!


この日のために、砂川市から運ばれたカヌーは全部で6艇
まずは講師のデモンストレーション。きれいに進むカヌーに「おおーっ!」
習ったとおりできるかな?「見てー上手にできてるでしょー!」



親子で楽しむカヌー。この笑顔ステキです!
プール一面に色鮮やかなカヌー。狭いのにみんな集まりすぎじゃ…?仲がいい証拠!?笑
借りてきたカヌーに「ありがとう」の気持ちをこめて、丁寧に後片付け



■参加者の感想

 「感想聞かせてくれる人〜!?」の問いかけに、何と5人の小学生全員が駆け寄ってきてくれました。どうもありがとう!

Q.みんなどうして参加しようと思ったの?
「チラシを見ておもしろそう!と思ったから」
「カヌーははじめてで、なかなか乗るチャンスがなくてやってみたかった!」
「お父さんと一緒に乗りたいと思ってお父さんを誘いました」

Q.楽しかったり難しかったりしたことを教えて?
「(全員が手を挙げて)カヌーは楽しかった!!」
「曲がることやバックすることもできて、それが嬉しかった」
「2人乗りはお父さんと息を合わせるのが難しかった。最後は手も疲れちゃった」

参加者の感想 「カヌー楽しかったー!」と笑顔の5人


唯一の女の子とお母さんペア、安田弘美さん・彩音さん親子

 「お母さんはここに来る途中で、“水のなかに落ちたらどうしよう、どうしよう”ってすごい心配してた!(笑)」と“暴露話”をする彩音ちゃんに、弘美さんは少し困惑気味ながらも、「子どもが大きくなるにつれて、やっぱり子どもだけで参加っていうことが多くなりますよね。今日は親子でカヌーに乗れて楽しかったです」と話してくれました。
安田さん親子 安田さん親子。「まだ乗りたいー」と頑張り屋の彩音ちゃんにお母さんのほうが疲れ気味だったかな!?


■担当した佐藤光介さん

「昨年から何かしたいと考え、より多くの子にカヌーを体験してほしいと今回の事業を企画しました。親子の関係の希薄化なども聞かれるので、家族のふれあいのきっかけになればと思い、親子の教室として募集しました。今回の参加者がカヌーに興味を持ってくれて、近郊の滝川市さん、砂川市さんの艇庫へ足を運んでくれると嬉しいですね!」

集合写真
終了後、全員で記念撮影!


取材:北海道ブロックB&G特派員 鷹栖町B&G海洋センター:大内 義崇