Ｂ＆Ｇ特派員便り：春日町五条川でカヌー体験〜水鳥になった子どもたち〜
６月１８日（水）に愛知県春日町五条川にて、春日小学校の子どもたちが、カヌー実習を行いました。今回、春日小学校では総合学習の時間で、「地元を流れる五条川を学ぶ」一環で開催され、春日町Ｂ＆Ｇ海洋センターが協力しました。
天気は、梅雨晴。湿気も少なくカヌー日和です。参加者は、小学４年生７７名。春日海洋クラブの海洋性レクリエーション指導員と春日町社会教育課の有資格職員が指導にあたりました。
活動内容は、カヌー・救助艇（ゴムボート）・ロープワークの３本立てです。２組に分かれてローテーションして行いました。
浅田社会教育課長より挨拶
■カヌー
春日小学校でのカヌー実習は初めてで、春日海洋クラブに所属している子どもたちをのぞいて、ほとんどの子どもたちがカヌー未経験でしたが、器用にパドルを使ってスイスイ進む子や、上手に操作できずに川べりの水草につかまり悪戦苦闘をしている子などさまざまでした。
また、引率されていた先生が、「子どもたちを見ていたら、自分も乗りたくなった」といってチャレンジしましたが、まっすぐ進めずグルグル回っていました。あ〜着岸できるのだろうかと、子どもたちよりも心配でした…。
カヌーの漕ぎ方の説明です。真剣な表情で聞き入る子どもたち
カヌーの乗降風景。少し高低差があるので、指導員でカヌーを持っています
上手にカヌーを乗りこなしています！
■救助艇・ロープワーク
救助艇は、水辺の学習も兼ねて、子どもたちを乗せて五条川を上りました。子どもたちからは、自分で漕がなくてよいので、カヌーよりも救助艇の方が楽しい！？とも感じとれる笑顔がいっぱいでした。
ロープワークは、“結びの王様”もやい結びなどをやりました。８の字結びやほん結びなどの比較的簡単な結びはすぐにできていましたが、やはり、もやい結びは難しいらしく苦労していました。しかし、なかなかできなくても粘り強く頑張っていました。
五条川を上ります。カヌーよりも楽しそう？
■子どもたちの感想
参加した子どもたちは、「水上でのふわふわした感じがおもしろい」「体の横を川が流れていて、水鳥になったみたい」など、目を輝かせて話してくれました。
今回、春日小学校としては初めてのカヌー実習でしたが、とにかく子どもたちの笑顔がいっぱいで、今回で終わるのはもったいないな、という思いです。ぜひ、来年以降も続いていくといいですね！
みんなでカヌーを洗います。カヌーを洗うことより水遊びに夢中！
取材：中部ブロックＢ＆Ｇ特派員 春日町Ｂ＆Ｇ海洋センター：小出 拓哉
