幼児期に体を動かすことは楽しいって知ってほしい!! 「B&Gリズム体操教室発表会」開催(千葉県御宿町)
「リズム体操教室」を受講している御宿町の園児90人が、一年間の教室の成果を披露する「リズム体操教室発表会」が3月3日(土)、千葉県御宿町B&G海洋センターで開かれました。
この「リズム体操教室」は、適切なプログラムにより、幼児期に無理なく身体活動を行う習慣を身につけてもらおうと、B&G財団が普及する「B&G幼児フロアリズム運動プログラム」を活用した教室です。 開会式では、御宿町 井上七郎 町長が、「平成8年にスタートした『リズム体操教室』も10年目になります。日本の将来を担う子どもたちに、幼児期に良い生活リズムを身につけてもらうことはとても大切なことだと聞いております。ぜひ、今日はお子さんの成長を確認してください」と、会場に詰め掛けた150人の保護者に向けて挨拶。 その後、園児代表2名が、誓いの言葉を発表し、いよいよ発表会のスタートです。
年中さんのボールの体操では、なんと全員がブリッジを披露しました
スタッフの楽しい振り付けに園児みんなも笑顔でダンス♪ 発表会は、まず、楽しい音楽に合わせて体を動かす、準備体操からスタート。この体操は、ただの準備体操にあらず!既にある踊りを、教室を担当する鶴岡さんが、より子どもたちが楽しめるものに、振り付けし直した力作の準備体操です。
続いて、年中さんと年長さんに分かれ、ボールや棒を使った体操が行われました。年長さんが行った「棒の体操」も、スタッフ独自の振り付けで、棒をギターに見立てるなど、見ていても楽しい振り付けとなっていました。
その後、年中さんは、鉄棒で前回り、マットで前転を披露。年長さんは、跳び箱で台上前転、マットで後転に挑戦しました。
園児一番人気はマット綱引き 次は、いよいよチーム対抗戦に突入です。年中さんによる「アンパンマンパズル競争」や、園児一番人気だという「マット綱引き」などを行いました。マット綱引きは、中央に置いてあるマットを多く取った方が勝ちとなり、チームごとに作戦を立てて、勝負に挑みます。大好きなゲームだけに、勝利したチームの園児らは、飛び上がって喜んでいました。 発表会の締めくくりには、フープリレーが行われ、まるで運動会のように、保護者・園児が、身を乗り出し、歓声をあげて応援していました。
体を動かすのが楽しいって分かってほしい!! 一昨年の10月から教室を担当している渡辺さんは、「教室を続けると、体を動かすのが楽しいと分かってきます。また、リレーなどを行うことにより、競争心がつき、また“がんばろう”という気持ちが出てくるようです」と話していました。 その言葉どおり、リレーで勝ったチームも3位のチームも、嬉しい・悔しいの違いはあれど、豊かな表情をしているのが、印象的でした。 一年間のこの「リズム体操教室」には、御宿町の園児がほぼ全員参加しています。「リズム体操がある日は、みんな朝からウキウキしています」と保育士さんは話し、みんなこの教室が大好きなようです。 そして、それは、賑やかな飾りつけや、楽しい実況中継にも表れているように、スタッフのやる気とあたたかい気持ちが通じているからだと感じられる、スタッフ・保護者・園児が一体となった発表会でした。 御宿町の園児の皆さん、リズム♪に合わせて、元気に育ってください! →御宿町B&G海洋センタースタッフのことば
跳び箱で台上前転する園児たち。お見事!