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B&G特派員便り:北海道遠別町に全道から所長・担当者が集まる!
〜平成19年度北海道ブロック海洋センター・海洋クラブ責任者会議を開催〜

 全国10ブロックで、B&G財団との意見交換や今後の事業説明などを目的に開催されている海洋センター・海洋クラブ責任者会議。北海道ブロックでは全道から31センター40名の所長・担当者の出席のもと、10月30日(火)〜31日(水)の日程で遠別町生涯学習センター(マナピィ・21)を舞台に開催されました。

 当日はB&G財団より広渡専務理事、築山顧問、坂倉海洋センター支援部長、姫野総務課長、宮嵜海洋センター課係長、外海海洋教育課係長に、B&G財団助成事業審査委員である競泳五輪メダリストの中村真衣氏と計7名にご出席いただきました。会議に先立って主催者であるB&G財団の広渡専務理事より「北海道はとてもまとまりがあるブロックとの印象があります。2日間の会議が実りあるものとなりますように」とご挨拶いただきました。
財団からの事業説明
財団からの事業説明。今後に向けて真剣に耳を傾けます

■ 会議 1日目
 会議ではまず、各センター出席者の自己紹介の時間が長めにとられていました。これは自己紹介に合わせて各センターの課題等について簡単に発表するためで、特に多かった修繕に対する要望、利用者減の現状などに、出席した財団の方がメモをとりながら丁寧に耳を傾けてくれました。また、枝幸町歌登センターと並び最北のセンター所在地の遠別町開催ということもあって、丸1日がかりで到着したというようなエピソードも多数あり、改めて北海道ブロックの広さを感じました。

 続いてB&G財団より、19年度下期事業及び20年度新規・重点・変更点について説明があり、北海道連協からは、ブロック大会等についての報告と問題点を砂川市センターの小島さんが発表しました。さらに特派員の取材報告、室蘭市センターの三浦さんによる活動事例発表(プールでOPヨット体験会)などと続き、1日目の日程が終了しました。

 1日目会議終了後に開かれた情報交換会は、開催地である遠別町センターの皆さんの工夫を凝らした演出で大いに盛り上がりました。細やかな配慮、進行をしていただき出席者一同が感謝の思いでした。

野外体験活動指導者養成セミナー研修の報告をする石狩市センター草島さん 野外体験活動指導者養成セミナー研修の報告をする石狩市センター草島さん
水辺のインタープリテーション研修に参加した室蘭市センター三浦さん 水辺のインタープリテーション研修に参加した室蘭市センター三浦さん
会議全体の様子 会議全体の様子


■ 会議 2日目
 2日目は五輪メダリスト中村真衣氏の講演「昨日・今日・明日」が行われました。中村さんの競技経験から、これまでの思い、子どもたちにとってのダメなコーチや逆にコーチに必要なことなどについてわかりやすくお話しいただきました。また、「オリンピックメダルは見せるだけではなく、多くの人・子どもたちに実際に触ってほしい」と話されて、今回も持参してくださいました。中村さんは私たちの質問にも気軽に応じてくれて、いつも笑顔で気さくな人柄がとてもすてきな方だという印象を受けました。これから体験クルーズにも乗船されるということで、参加する子どもたちはきっとより素晴らしい経験・思い出が得られるのだろうな、と感じました。

 会議はその後、石狩市センター草島さんと室蘭市センター三浦さんによる研修参加報告、今年北海道で第1回が開催された「B&G財団会長杯争奪全国パークゴルフオープン大会」の報告を行い、2日間の日程を閉じました。
中村真衣さん講演の様子

中村真衣さん講演の様子
とても楽しい内容であっという間の60分でした

中村真衣さんが持ってきてくださったメダルを手にみんなは次々と記念撮影 中村真衣さんが持ってきてくださったメダルを手にみんなは次々と記念撮影
情報交換会では快く記念撮影に応じてくださっていた中村真衣さん 情報交換会では快く記念撮影に応じてくださっていた中村真衣さん。まわりには次々と訪れる人が絶えませんでした
交流が深まった情報交換会の様子 遠別町センターのみなさんの進行で盛り上がり、交流が深まった情報交換会の様子


◇ 特派員の感想
 中村さんの講演は、話が上手で内容もとても参考になり、これまで聴いたどのスポーツ選手の講演よりも感激しました。笑顔で握手もしていただき、「生まれ変わったら水泳選手になりたい!」と思うくらい嬉しい経験のできた会議に参加できてよかったです。


取材:北海道ブロックB&G特派員 鷹栖町B&G海洋センター : 大 内 義 崇