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 6月の水プロ授業は、船川の水質調査、海の漂流物調査、ペットボトルトラップ作りと盛りだくさん!暑くなってきましたが、子どもたちは楽しそうに実習に参加していました。日程は以下の通り!

平成19年6月11日(月) 船川をカヌーに乗って水上の上から水の採取・ゴミ調査
平成19年6月21日(木) 三津海岸で漂流物の調査
平成19年6月29日(金) 7月の生物採取に向け、手作りのトラップを作成

6月11日(月) 2〜3時限目 カヌーで船川の水質調査

カヌーに乗り込む様子 海洋センター前の船川の水質・ゴミ調査を実施しました
カヌーに乗って出発 5月にプールでカヌー体験をし、今日が2回目になります
笑顔が浮かぶ子どもたち 最初はなかなかうまく操作できませんでしたが、後半はスイスイ〜

採取する様子 4ヶ所の水を採し、学校に水を持ち帰ってパックテストを実施
ゴミの調査 水の採取後は、カヌーで移動しながら草の中や流れているゴミを調査しました
振り返り 振り返りでは、「思ったより川の水がきれいだった」「ペットボトル・空き缶・ビニールのゴミが多かった」との意見がありました



6月21日(木) 1〜3・5時限目 三津海岸で漂流物調査

移動中 近くまでバスで移動して、残り1kmは歩いて実践活動場所に移動しました
岩場を探す子どもたち グループごとにに漂流物を調査。いろいろな漂流物があり、興味津々!
ゴミだらけの岩場 漂流物が流れてきやすい地形なのか、ゴミ、ゴミ、ゴミです

ゴミを分別 集めてきたゴミを前に“漂流物シート”を記入。ゴミのほとんどは人の作ったもので、自然物は余りありませんでした
海外から流れ着いたゴミ 特に外国のものが多く、この画像の左から中国語・英語・ハングル語で文字が書かれています
5時限目の振り返り 振り返りでは,「外国のものが多かった」「ゴミは多かったけど、海はきれいだった」などの意見がありました

 沢山の漂流物があり、子どもたちはびっくりしていました。特に海外のものが沢山あり、「海は繋がっているんだ。」などのつぶやきが聞かれました。ハングル文字に興味を示し、ノートに書き写していた子もいました。

6月29日(金) 5〜6時限目 ペットボトルトラップ作り

説明を真剣に聞き入る子どもたち 本日の内容とトラップについての説明。今までで一番真剣(?)です
カッターで切る作業 普段あまりカッターを使用する機会がないので、使用方法を説明後、スタート。まずは、ペットボトルを2つに切ります
穴を開ける作業 そして、今度は穴を空けてます。電気ドリルを使いましたが、キリでがんばっている子も

完成品
魚は暗いところが好きだからということで黒く塗ったり、黒いテープを巻いたりしました
トラップを高く掲げて記念写真 ようやく完成!完成したトラップは、夏休みに船川まで仕掛けに行きます
バーコードについて 最後に、先日の“漂流物調査”で話題になったバーコード(JANコード)について説明を受けました

「魚を捕まえよう!」という意欲が大きく、慣れない手つきで一生懸命カッターやきりを使って作業を行いました。ペットボトルを丁寧にぬったり、黒色のテープを巻いたりして、工夫もばっちりです!


 先生・スタッフから一言  
出雲市平田B&G海洋センター 曽田 宏一さん

 6月11日
 この時間内では難しいかなと思っていた授業内容だったのですが、天候に恵まれたことや、子どもたちが積極的に動いてくれたことなど良い要素が多々あり、しっかり消化することができました。十分な振り返りの時間もあって、良かったと思います。

 6月21日
 ゴミの中でも、文字の記載のあるもの(ペットボトル、空き缶)の表示を見ると日本の物より、海外の物(韓国、中国、英語圏)が多く、島根県出雲市の位置、海流、季節風について再認識させられました。
 記載してあるバーコードの最初の番号で、そのペットボトルがどの国のものか見分けている子がいて驚かされました!

 6月29日
 とても児童が積極的にトラップつくりを行っていたので、次回トラップを仕掛けに行くのが楽しみです。反省点として、トラップに穴を開ける作業に時間がかかり、予定時間を大幅に越えてしまいました。来年度の課題です。
久多美小学校 担任

 6月11日
 川の中に生えている草の間にたまった沢山のゴミにびっくりしていましたね。カヌーに乗らなければ見つけられないので、カヌー調査はとても意義のあることだと思いました。

 6月21日
 子どもたち同様、初めての体験に驚き、外国を身近に感じた実習になりました。日本のゴミ事情もですが、他国にも環境学習が必要だと思いました。子どもたちの作文にも「ゴミ屋敷だ。」と書かれていたのが印象深かったです。

 6月29日
 怪我をしないか多少の心配はありましたが、みんな無事に作り終えることが出来きました。次回仕掛けに行くのを楽しみにしている様子でしたね!

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