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宮城県B&G中田海洋クラブが「カヌー漕ぎおさめ会」を開催!


寒さもなんのその、半袖・短パンでカヌー漕ぎおさめ!


  12月22日(土)、日中の最高気温5度、風が吹くと痛みさえ感じるような寒さの中、宮城県登米市「B&G中田海洋クラブ」で、「平成19年カヌー漕ぎおさめ会」が行われました。

 この日参加した海洋クラブ員は22名。指導員、家族が見守る中、レーシングカヤックやレーシングカナディアン、B&Gカヌーに乗り込み、約30分間、今年最後の練習を行いました。天候は良かったものの、水面までの通路や階段は凍結するほどの寒さ。「寒くないの?」と聞くと「そんなの関係ねえ!(笑)」と答える若者たちのなかには、半袖・短パン姿でカヌーに乗り込む人もいました。しかし、いざ水に入ると、冷たいではなく「いた〜い」という言葉があちらこちらで聞かれました。

 「B&G中田海洋クラブ」の活動場所は、一級河川「北上川」。近隣の中田中学校カヌー部、登米高校カヌー部の部員たちが、年間を通じてほとんど毎日のように活動をしています。急な川の流れに加え、冬場は寒風が吹きすさぶ環境の下、日々練習を積み重ね、今年の「秋田わか杉国体」に出場したクラブ員もいます。


■クラブ運営に必要不可欠な“指導員会”

 このクラブの特徴は、OB・OGなどで組織される『海洋スポーツ指導員会』。昭和53年の登米市中田海洋センター開設から組織される伝統ある指導員会です。海洋センター担当の石川さんは「PTAや子ども会の海洋スポーツ体験事業にもボランティアとして協力していただいているほか、今秋、北上川の増水により艇庫が浸水したときも、泥まみれとなり、復旧作業に協力していただきました。海洋クラブの運営に指導員会は欠かせません」と指導員会の必要性を強調されていました。

 来年には、B&G財団の修繕助成を活用し、艇庫内にシャワールームが完成します。艇庫周辺の環境整備も徐々に行われており、今後ますます活動が活発になると思われます。
開会にあたり整列するクラブ員
開会にあたり整列するクラブ員
凍結する桟橋から乗艇
凍結する桟橋から乗艇
寒さにめげず今年最後の練習に汗を流します
寒さにめげず今年最後の練習に汗を流します

寄稿:登米市教育委員会体育振興課 朝日田 智昭