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B&G特派員便り: 遊びが運動になる!運動が遊びになる!
石狩市B&G海洋センターで「平成19年度チャレンジ・ザ・ゲーム大会」開催


 石狩市B&G海洋センターを管理・運営している財団法人石狩市体育協会が主催する「平成19年度チャレンジ・ザ・ゲーム大会」が、12月14日(土)に石狩市B&G海洋センター体育館で開催されました。市内の5つの小学校から、11チームと個人参加を合わせて4〜6年生総勢89名が参加し、元気いっぱいに複数のレクリエーションスポーツを楽しみました。

 チャレンジ・ザ・ゲームとは、日本レクリエーション協会が推進している、グループで交流しながら記録に挑戦し、遊び感覚で身体を動かす楽しさを味わえるスポーツ・レクリエーションです。挑戦した記録を日本レクリエーション協会に申請すると、全国ランキングとして発表されます。

 石狩市では、全国ランキングへの記録の申請は行っておらず、オリジナルの個人種目を加えたりルールを少し変更して、誰もがより参加しやすいかたちで開催しています。この本番の日のために、体育協会では、市内の各小学校に職員自ら出向いて参加の呼びかけをしたり、練習会を開催するなど、力をいれて取り組んできました。
石狩市レクリエーション協会 石狩市レクリエーション協会のみなさん



◇石狩っ子は競技中も休み時間も元気いっぱい

 午前9:00からの受付を早々に済ますと、参加者のみなさんはすぐに体育館に駆け込み、本番前の最終練習。外は白い雪が散らつく中、冬の体育館はあっという間に熱気に包み込まれました。

 開会式を終えるとまずは個人種目。スリッパ飛ばし、ぞうきんがけレース、ラケット玉運びの3種目を順に行いました。いずれの種目も1人2回実施して良い方の記録で競います。力が入ってスリッパが自分の真上に飛んでしまったり、ラケットからボールがこぼれ落ちてなかなか前に進めないなど苦戦する姿もみられましたが、仲間からの声援をうけて誰もが最後まで全力で記録に挑戦していました。

 個人種目が終了すると、今度は団体種目の開始です。キャッチング・ザ・スティック、ヒューマン・ロコモーション、ロープ・ジャンプ・X、パス&ゴーの4種目に挑戦しました。どの種目もチームワークが重要なだけに、大きなかけ声で仲間との呼吸を合わせたり、種目の合間に次に向けての作戦を相談したりと、どのチームもみんなで協力して取り組む姿が印象的でした。特にヒューマン・ロコモーション(ムカデ競走の要領で走る)では、びっくりするほどスムーズに早く走るチームもいて、「イッチ・ニッ!イッチ・ニッ!」と声を合わせて息ピッタリに進む姿に、応援の保護者から大きな歓声が上がっていました。

 競技中はもちろん、とにかく元気な子どもたちは休憩時間でも休み知らず。体を動かすことがとにかく楽しい!といった感じで走り回る足音と笑い声が絶えることはありませんでした。
矢藤 良雄専務 体育協会 矢藤 良雄専務の開会式あいさつ。「仲間との交流を深め、自己記録に挑戦してください!」



スリッパ飛ばし 「スリッパ飛ばし」
遠くにとんでけー!
ぞうきんがけレース 「ラケット玉運び」
玉が落ちないよう丁寧に、だけども速く!!
ラケット玉運び スピード感抜群の「ぞうきんがけレース」
体のバランスが大切



ヒューマン・ロコモーション 「ヒューマン・ロコモーション」
イッチ・ニッ!イッチ・ニッ!会場が大いに盛り上がった
パス&ゴー 「パス&ゴー」
苦戦した人が多かった!?ネットごしにパスをラリーした回数を競う競技
「ロープ・ジャンプ・X」
跳んだ回数×跳んだ人数=のポイントで競います。チームの作戦が重要!



「キャッチング・ザ・スティック」
位置を変えながらスティックを倒さずにキャッチ!まさにチームの息を合わせる、これが難しい!
一位



 

◇◇競技を終えての感想は…

 石狩市のチャレンジ・ザ・ゲーム大会は、今年で15回目の開催となりました。初回から指導・運営に協力されてきた石狩市レクリエーション協会のみなさんは、「どの種目も難しいルールもなく誰でも楽しめるので、子どもたちが体を動かす機会の減りがちな冬場にはピッタリ。小学校全体で取り組むなど、毎年続けていってほしい」と話してくれました。

 また、個人種目のラケット玉運びを6秒台の好タイムで優勝した三浦知弥くん(石狩小5年生)は、「練習では8秒台だったので今日はとてもうまく出来てうれしい!」と、自己記録更新を元気いっぱいの笑顔で話してくれました。
三浦 知弥くん
「ラケット玉運び」優勝の三浦 知弥くん

石狩の子どもたち 休憩時間も関係なしに、大根抜きや鬼ごっこと体育館を元気いっぱい走りまわっていた石狩の子どもたち



取材:北海道ブロックB&G特派員 鷹栖町B&G海洋センター:大内 義祟