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祝!府中市B&G海洋センター(広島県)で「開所30周年記念イベント」を開催!
 〜利用者の皆さんに30周年の感謝を込めて〜


 11月3日(土)、5日(月)の2日間、広島県府中市B&G海洋センターで、開所30周年を祝う『開所30周年記念イベント』が開催されました。

 府中市B&G海洋センターは、昭和52年に第1期の地域海洋センターとして開所以来、地域住民の健康づくりの場として、たくさんの皆さんに利用され親しまれてきました。30周年というこの節目の年に、利用者の皆さんへの感謝を込めて、今回のイベントが実施されました。
5日に開催された、水の道化師“トゥリトネス”の『ウォーターボーイズショー』
5日に開催された、水の道化師“トゥリトネス”の『ウォーターボーイズショー』

■ “長期会員表彰制度”を創設

 現在、海洋センターには500名の会員の皆さんがいますが、今回の開所30周年を機に、入会10年以上と20年以上の会員を表彰する制度が創設されました。3日に行われた表彰式では、10年以上の在籍者8名と20年以上の在籍者5名を表彰、式には6名が出席して表彰状と記念品が手渡されました。

 在籍23年の佐原千里さんは「健康のために始め、いまでは4種目を泳げるようになりました。通い始めてからは風邪も引かず、肩こりもありません。これからも元気な限り続けたい」と受賞を喜んでいました。同センター石山所長は「一口に10年、20年といっても、ご本人の覚悟と努力があってこそ。継続はまさに力なりです。これからも健康を追求してください」と祝いの言葉を述べました。
表彰の様子
 
表彰の様子(右上)
表彰式に出席した一般会員6名は、受賞を喜んでいました(下)

■ 海洋センターの特色を生かした“プールでカヌー教室”

 また、同日には、スイミングスクールに通う小学生を対象に「プールでカヌー教室」が開催されました。府中市B&G海洋センターには、艇庫と温水プールの2施設が整備されており、今回、海洋センターの特色を生かしたイベントをしようと実施されたものです。
 カヌーの指導は、同センター“指導者会”のメンバーが担当。子どもたちは、プールサイドでパドルの使い方、漕ぎ方を習った後、いざ水の上へ!しばらくすると、子どもたちは上手にカヌーを乗りこなすようになりました。プールの静水面での試乗ということが功を奏し、初めてカヌーに乗る子どももスムースに乗れるようになりました。

 初めてカヌーに乗った子どもは「カヌーは初めてでひっくり返るんじゃないかと思ったけど、いつも練習しているプールなので、怖くありませんでした。また、ぜひやってみたい!」と話してくれました。
 このほか、ライフジャケットの必要性、安全性について、実際にライフジャケットを着用し、プールに入って確かめることも行いました。 また、教室開催にあたり、万一追突したときカヌーにもプールにも傷がつかないように、カヌーの先端に毛布を巻きつけるなどの工夫もされています。
“プールでカヌー教室”の様子
 
“プールでカヌー教室”の様子
上手に乗れるようになりました

カヌーに乗る前に、プールサイドでパドルの使い方、漕ぎ方を習いました カヌーに乗る前に、プールサイドでパドルの使い方、漕ぎ方を習います
プールでカヌーに挑戦する子ども いよいよカヌーに挑戦です。緊張!
そのうちスムーズに乗りこなせるようになりました
“プールでカヌー教室”に参加した、スイミングスクールに通う子どもたち “プールでカヌー教室”に参加した、スイミングスクールに通う子どもたち


■ 30周年記念『ウォーターボーイズショー』に350名が大興奮!

 5日には、水の道化師“トゥリトネス”が結成する、テレビなどでおなじみの『ウォーターボーイズショー』の公演が行われ、約350名が水中のエンターテイメントを楽しみました。15名のトリトン達が、音楽に合わせて、水泳・シンクロの高度な技術を使い、宙返りなどのパフォーマンスを次から次へと披露。会場には拍手、歓声、笑い声が絶えませんでした。

 水泳教室に通っている子どもたちは「あんなことができるなんてビックリ!カッコいい」と口々に話していました。
水の道化師“トゥリトネス”の『ウォーターボーイズショー』
 
『ウォーターボーイズショー』で高度な水泳やシンクロ技術を織り成す、水の道化師“トゥリトネス”の男子シンクロパフォーマー15名

トリトン達が目の前でダンス こんなに目の前で踊ってくれました!
笑いと手拍子が鳴り響きます
リズムに乗って飛び跳ねるトリトン達

迫力満点です! リズムに乗って飛び跳ねるトリトン達
迫力満点です!
メガホンを使ったパフォーマンス メガホンを使ったパフォーマンス
水しぶきが来場者まで届きます


■ 担当者の感想
 「昭和52年の開所以来、今年で30周年を迎えることができました。これもひとえに、海洋センターを利用していただいた地域住民の皆様のお蔭だと感謝しています。この30周年を節目として、今後もたくさんの皆さんに利用していただけるよう、初心に返って、より良い事業を提供していきたいと思います」

 これからも、たくさんの地域住民の皆さんに親しんでもらえることでしょう!

※B&G財団は、このイベントの開催経費の一部を助成しています。