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B&G特派員便り: 群馬県玉村町B&G海洋センターでコミュニティコンサート開催!
〜木琴の王様、マリンバの魅力〜

 10月13日(土)、群馬県玉村町B&G海洋センターの2階にある多目的ホールで、平成19年度公共ホール音楽活性化事業交流プログラム「マリンバの魅力 コミュニティ・コンサート」が開催されました。

 このコンサートは、10月14日(日)に玉村町文化センター「にしきのホール」で開催された『大熊理津子マリンバコンサート〜リッツィーのwak wak音楽ワールド〜』に先立ち、地域との交流を目的に開催され、海洋センターのほか、幼稚園・保育所・児童館の計4ヵ所で実施されました。

 当日は子どもから高齢者まで約50名の方が集まり、美しいマリンバの音色に聞き入っていました。
コンサートの様子
大熊さんの演奏に聞き入る子どもたち

6本のマレットを自在に操る

 今回演奏していただいたのは、“リッツィー”こと大熊 理津子さん。
 大熊さんは6本のマレット(木琴を叩くばち)を自在に操り、5オクターブもの音を出す木琴の王様“マリンバ”をパワフルに演奏する新進アーティストです。 コンサートの中では、マリンバについての説明もしていただきました。

 マリンバは、ローズウッドやアフリカンパドックという、水よりも重たい(比重が1.0より大きい)希少な木材を使っています。実際に水を入れた水槽に木を入れて見せてくれました。
木材を水の中へ
水に沈むマリンバの木材を説明します

参加者と一緒に

 演奏いただいたのは、「赤とんぼ」「手のひらを太陽に」「アメイジンググレイス」「天国と地獄」「おもちゃの兵隊の行進」「全速力ウーマン」の計6曲でした。「赤とんぼ」や「手のひらを太陽に」では、参加者と一緒にマリンバの演奏にあわせて合唱したり、実際にマリンバに触れたりと、会場全体が一体となったコンサートでした。

 参加者のみなさんは、「迫力があった」「音がとてもきれい。(マレットを)2本同時に使ってすごい」と、初めて触れる生の音楽に感動していました。



すばらしい演奏でした
わきあいあいとしたコンサートになりました!

※公共ホール音楽活性化事業とは

 地域においてクラシック音楽を身近なものにするため、演奏家が現地に数日間滞在する通常のホールでのコンサートのほかに、アーティストの方から地域に出かけ、地域との協働で演奏やワークショップを行う。

 通常音楽を聴く機会のない方の身近に音楽をお届けすることによって、住民の芸術に対する関心を高め、住民の精神生活を豊かにしていくことを目指す事業。


取材:関東ブロックB&G特派員  群馬県 玉村町B&G海洋センター:関 昭紀