愛知県三河湾で「クルーザー体験航海」開催
９月２５日～２６日の１泊２日の日程で、愛知県にて「クルーザー体験航海（愛知会場）」が開催されました。
この事業は、「シーマンシップ」の伝統の残るクルーザーでの体験航海を通じて、海洋センター・海洋クラブ指導者の相互交流と資質向上を目的に実施するもので、５月に実施された「江の島」での開催に引き続き今回２回目。
開催中は終日天候に恵まれ、静岡県・愛知県・三重県・岐阜県の４県から参加した８名の指導者は、チャートワークを実践で学びながら、クルーザーセーリングを体験しました。
今回使用された、30ft級のクルーザー
洋上の風に吹かれクルーズを満喫！
今回は、Ｂ＆Ｇなごや海洋クラブと衣浦ヨットクラブの協力により、３０ｆｔ級クルーザー２艇をチャーターし、三河湾内を小廻りで周回するコースを帆走しました。
航海中は、野生のスナメリのうれしい歓迎をうけたり、慣れない作業中でウインチを落水させ探したり、などのハプニングにも見舞われながら、順調に航海を続けました。
夜には、素朴な自然が残る三河湾内の「佐久島」に艇を係留し、防波堤で指導員の交流会も実施。これまでのクルージングで起こった様々なアクシデントの話を、ヨットクラブの方々から伺うこともできました。
２日目の後半は全くのべた凪で、鏡のような水面を機走での着艇となりましたが、普段はなかなか体験できない内容の連続に、参加者一同逞しくなった研修会となりました。
楽しそうに手を振る参加者
イルカに似た愛嬌のあるスナメリが登場！
～参加者の感想～
愛知県・一色町Ｂ＆Ｇ海洋センター 髙須 伸一さん
「蒲郡の西浦を折り返すときには風も強くなり艇が転覆するのではないか。というくらい傾きビックリしました。でも少しわくわくする気持ちもありました。面白かったです」
静岡県・松崎町Ｂ＆Ｇ海洋センター 田口 文人さん
「チャートとコンパスを使い、目的地まで正確に航海できることがわかり、又、様々な状況となる海や風を感じながら、クルーザーしかできないダイナミックな技術で航海でき、ありがとうございました」
夕日をバックに防波堤での交流会
参加した皆さん、お疲れ様でした！
