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B&G特派員便り青少年育成3団体協働事業ウォータースポーツプロジェクト

                   「B&G親子チャレンジスポーツ教室」開催

                    〜マリンスポーツと大自然、親子の絆、輝る汗〜



 9月9日(日)、大分県佐伯市鶴見B&G海洋センターで、「B&G親子チャレンジスポーツ教室」が開催されました 。

 この教室は、B&G財団と日本トライアスロン連合、日本ライフセービング協会の3団体が協力して、 「青少年の心と体づくり」や「自然体験を通じた安全教育」「親子のふれあい」を目的にこれまで全国4箇所で開催され、 今回が5回目の開催となりました。
 九州地方では大分県佐伯市鶴見B&G海洋センターで初開催、カヌー体験、トライアスロン(ラン・バイク・スイム)、ライフセービング(ビー チクリーン・レスキューの手法)などを親子で体験しました。




当日は天気も良く絶好のスポーツ日和でした

同市の教育委員会体育保健課長清家さまよりあいさつをいただきました。

楽しく体をバランスよく使えるように準備運動 


■当日は残暑の残る晴天の中、佐伯市内外より親子など22名が参加しました。 午前中は準備運動(ストレッチ)や陸上競技の基礎、トライアスロンのランや バイクを体験し、後半に親子ミニミニデュアスロン大会を行いました。



いろんなステップやドリルを行いました。参加者お揃いのユニフォームも極まっていますね

ラダー(陸上競技練習器具)を使って、腿上げ運動 リズミカルに
ミニミニデュアスロン大会 親子で競技に参加しました


 ■午前の前半 講師より繰り出される様々なステップに、参加者一同 夢中になって取り組みました。また、普段見かけない競技用の自転車に子供たちは目を輝かせ群がり 、試乗したい列ができました。自転車にやっと乗ることができた児童がこの教室の最後には、自転車を上手に乗りこなせるようになった参加者もいました。

 ■午前の後半 ミニミニデュアスロン大会ではランで校庭を一周、バイクで2周、最後にランでもう一周してゴールしました。事前にランからバイク、 バイクからランへトランジットする手法など専門的なところも学ぶことができました。

普段乗ったことのないかっこいい自転車にのれました
転ばないように
ビーチクリーン作戦中


 ■午後の前半 午後は、体育館のフロアーでライフセービングについ て資料をもとに問題を参加者で解きながら学びました。特に、セルフレスキューの考え方や保護者が海や水辺でしっかり 子どもを監視すること、また、海をきれいにすることなど低学年にも分かりやすい説明がありました。

ほんの数分でこのごみの量
絶好のコンディションで、レースが行われました
ちょっとコツを覚えると不思議に浮きます


 その後、中越海水浴場へ移動し、使用する水辺の清掃をみんなで行いました。 きれいになった浜辺でペットボトルやランドセルで浮くことを学び、また、溺れている人を発見、通報、 救命ふかん(ペットボトル)を投げ、救助する一連の動きを数人の児童で体験しました。


日頃使っているランドセルでもチャレンジ
サーファーになったみたい ^ ^
レスキューチューブも体験


 また、トライアスロンのスイムは海で泳ぐ場合、目標を見失わ ないように頭を上げて泳ぐことや、折り返し地点でのターンワークを学びました。



スイムではヘッドアップ泳法を学びました
海原へ、いざ しゅっぱぁーつ!! 
パドルワークをみんなで聞きます


■午後の後半 救命胴衣を着用し、パドルの操作方法を学び、指導者に乗船 を手伝ってもらいカヌーで海原へ出発。沖から見える浜辺の景色や波に漂う感じを体験、それぞれ思い思いの方向へ操舵し 、カヌーの楽しさを経験しました。

 また、トライアスロンのスイムは海で泳ぐ場合、目標を見失わ ないように頭を上げて泳ぐことや、折り返し地点でのターンワークを学びました。



JTU理事伊藤さんより親子で修了証を頂く。親子の絆が見えます

最後にきれいにした浜辺で記念写真




 参加者の中には「足ががくがくだ!息が切れたけど、気持ちいー!」と言う声や「トライアスロンを始めようか?」といいだす児童もいました。 

 最後は修了証を一人ひとり受け取り、きれいになった浜辺で記念撮影をしました。親子で一緒に体験することで、 日常では感じ得なかった絆や同じ達成感、満足感を得ることができたチャレンジスポーツ教室となりました。




取材:北九州ブロックB&G特派員 大分県玖珠町B&G海洋センター  森   晋 平