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B&G特派員便り:近畿ブロック地域海洋センター連絡協議会主催
平成19年度 近畿ブロック地域海洋センタースポーツ交流大会
「マリンスポーツの集い」「小学生・中学生カヌー交流大会」〜海を大切にしよう! 自然とともに生きよう!〜

 7月28日(土)〜29日(日)の2日間、平成19年度 近畿ブロック地域海洋センタースポーツ交流大会 「マリンスポーツの集い」「小学生・中学生カヌー交流大会」が開催されました。会場となった南あわじ市南淡B&G海洋センター艇庫はB&G財団の助成を受けリニューアルし、近畿各地からの約100名の参加者たちを迎えました。  

 この日は、夏本番を思わせる好天気で、まさにマリンスポーツ日和!

 開会式では、南あわじ市 川野 四朗 副市長 より「歴史あるこの南あわじ市南淡B&G海洋センター艇庫で、近畿ブロック大会が開催されることは非常に喜ばしいことです。礼と節という海洋性レクリエーション精神にのっとり、マリンスポーツを楽しみつつ、生きる力を学んでください」と挨拶されました。

 また、参加者並びに選手を代表して、濱田峻吾くん(南あわじ市南淡B&G海洋センター・南あわじ海洋クラブ)が選手宣誓を行い「この交流大会でマリンスポーツの楽しさや、 自然の大切さを学び、多くの仲間をつくり、カヌー大会では力いっぱいがんばります」と元気で大きな声で誓いました。



リニューアルした艇庫
南あわじ市 川野 四朗 副市長
元気よく選手宣誓をする 濱田 峻吾くん (南あわじ市南淡B&G海洋センター・南あわじ海洋クラブ)


「プロウェイクボーダーによるオープニングイベント!」

 開会式後は、地元淡路島出身のプロウェイクボーダー西久保 元紀(にしくぼ もとき) 選手によるオープニングイベントがありました。西久保元紀選手は、8月4日、5日に東京お台場で開催される世界選手権の出場を控え、練習で忙しいときでありましたが、近畿各地から地元淡路島に訪れる子どもたちへ、ウェイクボードを披露するために来て頂きました。

 参加者やスタッフのほとんどが、ウェイクボードを間近で見るのが初めてで、プロの技に会場は興奮と熱狂、盛大な拍手で大いに盛り上がりました。


プロウェイクボーダー 西久保元紀 選手

普通に乗っていますが…、ものすごいスピードです

5m以上の大ジャンプ!
最後はみんなと記念撮影!


 続いて、マリンスポーツの集い  

  子どもたちは各4班に別れ 「カヌー」「バナナボート」「ローボート」「海辺遊び」を満喫していました。

会場にひと際目立つ 物見やぐらが用意され、「海を大切にしよう」「自然とともに生きよう」の言葉が掲げられ、自然の大切さを伝えていました。

物見やぐら

    

<カヌー体験>

バディーで人数確認! 威勢のいい声が響いていました
なかなか思い通りにカヌーが進まない・・・、 明日のカヌー交流大会がんばれ!

<ローボート体験>

みんなと呼吸を合わせて
楽しそうな笑顔で息のあった仲間たち

<バナナボート体験>

今日の1番人気 ヒャッホー!気分爽快!
ちょっと遅いけどこれもバナナボート!

     

<海辺遊び>

それぞれ 海辺を探索

何が見えるのかな??
海へ ダイビング!

◎海のハンターたち◎

たこ取ったどぉ〜
ウニ取ったどぉ〜!

 マリンスポーツ集いの後は、みんな一斉に片付けを開始。テキパキと片付けもスムーズに行なわれました。
 その後、宿泊先の国立淡路青少年交流の家へ移動。みんな一緒の部屋で、仲良く泊まることになりました。


力を合わせてみ、みんなで片付け

みんな一緒の部屋に泊まります
仲良し二人組み

<待ちに待った夕食>

  食事の前に南あわじ市教育委員会生涯学習文化振興課 岸上敏之 課長より「明日のカヌー交流大会に参加できること、また今日の出来事を振り返ってください。当たり前のように過ごせている今という時間は、家族の人や周りにいるスタッフなどのみなさんが準備してくれているおかけで、楽しい時間を過ごせています。感謝する気持ちを改めて感じてください。そして、明日のカヌー交流大会でも楽しんでがんばってください」との話がありました。子どもたちの顔もハッとした表情で、自分たちが参加できることのありがたさをそれぞれが感じていた様子でした。

 食事は、その日に漁師さんが釣ってきた淡路島の刺身(鯛、ヒラメ、ハマチ)の船盛りや鯛素麺が用意されていました。
子どもたちは「こんなにおいしい魚は初めて!」と大行列で、即完売状態。魚はあっという間に骨だけに様変わり!

夕食後は、交流会ということで、「フルーツでビンゴ大会」が開催されました。みんなが思いつくフルーツをそれぞれ書き、豪華(?)景品をかけて、ビンゴゲームを楽しみました。
 中には、フルーツやのに、スイカを書いている人も・・・ そりゃ野菜やで。
 今日は疲れたのか、静まるのが早く、明日に備えてすぐ就寝していました。スタッフは大助かり!  

お待ちかねの食事






 
<二日目>

 起床後は、青少年交流の家で「朝の集い」を行いました。近畿ブロック地域海洋センターの代表が約270名の国立淡路青少年交流の家利用者の前で、元気よく自分たちを紹介していました。お世話になった国立淡路青少年交流の家をあとにし、再びB&G艇庫へ移動。
 この日も前日に負けず劣らず快晴に恵まれ、「小学生・中学生カヌー交流大会」が開催されました。

姫路市家島B&G海洋センター八田康成くん(左)と山本圭介くん(右)

開会式の様子
80m先のブイを目指して
  岸壁から声援を送ります


 さあレースの始まりです。
 勢いよくスタートしたカヌーたち。スタート地点から80m先のブイを目指して、ターンして帰ってくるレースでしたが、日頃の練習の成果を発揮している子や昨日初めて体験した子もいて、それぞれが、力を発揮。応援も迫力満点!大太鼓と声援で大合唱!陸でも熱い戦いが繰り広げられていました。

<クリーンフェスティバル>

 閉会式前に、会場クリーンフェスティバル!
2日間にわたってお世話になった会場をきれいにしようと清掃活動を行ないました。

クリーンフェスティバルの様子
今日の収集量

<閉会式>

 いよいよフィナーレを迎えました。

 表彰式では、南あわじ市 中田 勝久 市長(左)、南あわじ市 塚本 圭右 教育長(中央)、南丹市園部B&G海洋センター 浅田 徳男 所長(右)より各部門で入賞した子どもたちへ表彰状が授与されました。

 最後に 南あわじ市 中田勝久 市長は、「今大会での思い出をぜひ家族の人や友達などに伝えてください。そして海洋スポーツの楽しさや厳しさなどの経験はみなさんの人生できっと役に立つときがきますので、大切にしてください」と挨拶し、大会終了となりました。

 また、参加した子どもたちからは「海洋スポーツをいろいろ体験したり、友達ができて楽しかった」「バナナボートや飛込みができたのがとてもおもしろかった」などの感想が聞かれました。




B&G体験クルーズへ無料招待者決定!

 来年開催予定の「B&G体験クルーズ」30周年を記念し、小学生男女2名枠がこのカヌー交流大会で用意されており、金崎匠真くん(南あわじ市南淡)、川崎南菜さん(姫路市家島)の2名がその権利を獲得しました。

 金崎匠真くん…「少し暑かったけど、今年から海洋クラブに参加して、普段練習している結果がいい結果として出たと思う。B&G体験クルーズは参加できることに驚いたけど、すごく楽しみにしています」
  川崎南菜さん…「海洋クラブは4年生から始めて今年で3年目になります。地元でも大会に出場しているけど優勝は初めてで、しかも体験クルーズにいけるなんて驚いています。すごく楽しみにしているので、ぜひ参加したいと思います」

    <最後にみんなで記念撮影>


取材:近畿ブロックB&G特派員 兵庫県南あわじ市南淡海洋センター 前谷光宣