3月30日で11回目のお誕生日を迎えた山下颯(はやて)くん。メンバー479人中、唯一体験クルーズ期間中に誕生日が重なったことでみんなからの祝福を一身に受け「とてもうれしかった」との感想を話してくれました。今回のクルーズは「おじいちゃんに勧められて参加し、小笠原でくじらや自然について知りたかった」そうです。くじらは天候の関係で見ることはできませんでしたが「来る機会があったらまた是非小笠原へ行きたい!」と今回のクルーズを通して、小笠原に対するあたたかい思いも芽生えたようです。
今回のクルーズを通しての1番の思い出は「カヌー体験が楽しかった」と話してくれました。またクルーズを通して得たことは「身の回りの整理整頓ができるようになった」とのことです。
スポーツ好きな颯くんの将来の夢は「野球選手になること」。現在地元の野球チームでショートとピッチャーをしている颯くん。憧れのイチロー選手に少しでも近づけるように、参加した全国のメンバーをはじめアンドリーくんも応援しています。頑張れー颯くん!
06:30
起床・朝の集い
スポーツデッキ
07:30
朝食
ダイニングルーム
09:30
船長さんのお話
パシフィックホール
10:45
ワークショップ学習
各班ごと船内各所
12:00
昼食
ダイニングルーム
15:00
ワークショップ学習発表
パシフィックホール
18:10
フェアウェルパーティ
ダイニングルーム
21:00
夕べの集い
パシフィックルーム
クルーズ5日目を迎えた今日は、B&G体験クルーズで参加して体験したことや、感じたことを俳句や短歌にあらわして発表するワークショップ活動を行いました。低気圧の影響で、大きなゆれを繰り返す船内ですが、メンバー同士が励ましあって、作品を完成。メンバーの素直な気持ちをあらわす5・7・5に込められたメッセージは、ドキューンと心に響きます。
また、夜には、フェアウェルパーティーを開催。とびっきりの洋服に着替え、仲間たちとの別れを惜しみました。
船長さんのお話
朝食後、ふじ丸の畠村船長がスポーツデッキで船に関するさまざまな話をしてくださいました。丸木舟を考えた人類は、その後、帆船をつくって海外との交流に乗り出し、やがて汽船が登場すると船は世界の物流を支える主役に躍り出ました。「500人近い皆さんが乗って、ふじ丸の喫水はどれくらい下がったと思いますか」と畠村船長。答えは「たったの8ミリ」。「船は、それほどたくさんの人や物を運ぶことができるのです」と畠村船長が説明すると、メンバーたちは皆、深くうなづいていました。
B&G
「体験クルーズ」発見大作戦
今日のメインの活動は、B&G「体験クルーズ」発見大作戦と詳したワークショップ活動です。これは、組ごとに分かれ、このクルーズで見たこと、聞いたこと、感じたこと、学んだこと、体験したことをメッセージとしてまとめて発表するもの。各組が8つのテーマから4つのテーマを選び、メッセージを考えました。
船内は、激しいゆれが続いており、船酔い者が、あちらこちらで続出しましたが、この5日間で培ったチームワークを活かし、みんなで協力して、メッセージを作ることができました。
B&G
「体験クルーズ」発見大作戦 発表
15時からいよいよB&G「体験クルーズ」のメッセージの発表です。「海へのメッセージ」を選んだ2組は、「青い海 たくさんの命 あふれてる 守っていこう 僕らのウミガメ」と小笠原のきれいな海に思いをはせました。また、7組は、「毎日の 僕らの世話を ありがとう」とクルーズに参加させてくれた保護者に対して、メッセージを発信。壇上の代表者は「洋服の片付けが難しかった。いつもしてくれているお母さんに感謝します」とメッセージを発信した理由を話していました。
発表を聞いた海野先生は、「みんなのメッセージを聞くと、私たちはみんなつながっているんだなと思う。それと同時に、人と自然もつながっています。今日、発信したことを忘れずに、思いやりをもって自然の命を大切にする人になってください」と講評を話されていました。
なお、このメッセージ(俳句・川柳・短歌)は、本日20時30分までに、“一番良いと思うもの”が参加者により投票され、明日の朝のつどいで発表されます。お楽しみに!
フェアウェルパーティー
「B&G体験クルーズ」最後の夜となった今日、18時10分からフェアウェルパーティーが開催されました。このパーティーは1部・2部に分かれており、1部では立食パーティーが行われ、5日間で仲良くなったメンバーとの記念撮影なども行いました。つづいて行われた第2部では、リーダーからメンバーに心温まるメッセージが贈られた後、リーダーからの歌のプレゼントがありました、
最後に班長から班員へのメッセージが贈られ、「船酔いで苦しかったけど、みんなと出会えて良かった」と涙ぐむ姿もみられ、感動的な別れの会となりました。
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