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「転倒・寝たきり予防プログラム」の研修会(北海道芦別市主催)開催

芦別市職員や民間事業所職員など36名が参加

 6月20(火)・21日(水)の2日間、「健康と教育」をキーワードとした“まちづくり事業”の一環として「転倒・寝たきり予防プログラム」の研修会(芦別市主催)が、芦別市なまこ山総合体育館で開催されました。       
 この研修会には、芦別市の健康推進課の職員や保健師など市職員や民間事業所職員など36名が参加。講師は、B&G財団 事業部指導者養成課 係長 栗山 剛 が担当し、「転倒予防に関する基礎知識」や「事故予防、安全対策」についての講義、「室内運動プログラム」等の実技などのほか、同市高齢者大学受講者31名にご協力いただき健脚度測定の実技講習を行いました。

B&G公式サイト:北海道芦別市「転倒・寝たきり予防プログラム」の研修会
熱心に講義を聴く参加者の皆さん

元気な高齢者を増やしたい!

 研修会の開講式には、林 政志 市長も出席し、「芦別市は、『健康と教育』をキーワードに、高齢者の健康づくりをはじめ市民の健康づくりにも力を入れています。今回の研修会から、元気な高齢者を増やすヒントを得てほしい」と挨拶。
 また、今回の研修を企画したB&Gアドバンスト・インストラクターでもある芦別市総務部企画課まちづくり推進係の佐藤さんは、「高齢化率が30%を超える芦別市にとても適した事業だと思い、転プロの講習会を計画しました。今回参加されたみなさんが、市や民間事業で、本プログラムを展開していっていただければ嬉しく思います」と話すなど、市全体の熱意が感じられる研修会となりました。
B&G公式サイト:芦別市林市長
「元気な高齢者を増やしたい」と語る林市長

 B&G財団では、高齢者問題への取り組みとして、高齢者「転倒・寝たきり予防プログラム」(日本財団助成事業)の全国的普及を目指しており、北海道内では、室蘭市・積丹町・湧別町で同プログラムが導入されています。このプログラムは、身体教育医学研究所(運営委員長:武藤芳照 東京大学大学院教授)を中心とする研究グループが開発した「健脚度測定」を活用。医学的な裏付けを基に、「転倒によって寝たきりになる時期を少しでも遅らせるための新しい運動プログラム」といえます。
B&G公式サイト:健脚度測定
つぎあし歩行に挑戦する参加者。「けっこうむずかしい〜」