７月１７日の「海の日」、「第６回カヌーマラソンＩＮ丹沢湖」が、神奈川県山北町の丹沢湖で行われました。
　 この日は、時折雨脚の強くなるあいにくの天気でしたが、親子・夫婦・グループなど６〜７０歳のカヌーイスト３１８人が集結。１０�qと５�qの各部門に２５５艇のカヌーが参戦しました。キャンプ場も豊富な丹沢湖畔。北は福島県・西は滋賀県からキャンプをしながら参加するなど、大自然を存分に楽しめる大会となりました。
　
　この大会は、山北町体育協会や山北町教育委員会などの実行委員会が主催し、Ｂ＆Ｇ財団などが後援。平成１３年から開催し、今年で６回目。シーカヤック艇・スラローム艇・レーシング艇など艇種別の１０種目ほか、５�qコースには小学生の部、中学生の部があり、老若男女、たくさんの人が楽しめる大会となっています。

　カヌーの魅力に虜？頼もしい感想をいただきました

　 小学生の娘を参加させたお父さんからは、
　 「普段小学校のクラブ活動でカヌーを体験していますが、このような大会に出ると、普段の活動の励みになるようです。自然にやさしいカヌーで大自然に触れさせるのは、子供の教育にはとても良いことだと思います。疲れていたけど、とても楽しそうな笑顔を見せてくれました。」
　
　 ５�qコースに参加した小学生男子からは、
　 「疲れたけど楽しかった。普段も学校のクラブ活動の時に丹沢湖でカヌーをしているけど、こんなに遠くの沖合いまでカヌーで行くことはないので、とても新鮮でした。普段見ることができない風景も見ることができ、とてもうれしかった。これからもカヌーを続けて行きたいです。」

　誰もが気軽に参加できる大会にしたい

　 スタッフとしてこの大会を支えた、山北町教育委員会の平野泰輔さん（Ｂ＆Ｇアドバンストインストラクター）にお話を伺いました。

　今年で６回目を迎えたカヌーマラソンですが、年々参加者も増え、とても賑わいを見せています。
　山北町は、平成１０年のかながわ国体を機に、Ｂ＆Ｇ海洋クラブ艇庫の建設など、カヌーを通じた生涯スポーツの普及に力を入れています。現在は町内の２つの小学校でカヌークラブができたほか、カヌーポロ大会やカヌー教室など、徐々にですが、町民の方にもカヌーの魅力が浸透してきていると思います。
　今後も、「豊かな森林と清流のまち“やまきた”を漕ぐ」を合言葉に、誰もが気軽に集える大会にしていきたいと思います。