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島根県久多美小学校が「総合学習」でカヌーツーリングを実施!

 6月19日(月)、島根県出雲市立久多美小学校5年生22名が、出雲市平田B&G海洋センター艇庫前の船川でカヌーに乗艇し、宍道湖までの3kmをツーリングしながら、川の現状を調査しました。
 これは、久多美小学校5年生の総合学習のテーマである「環境学習」の一環。
 今回は「水の環境学習」ということで、宍道湖を含め斐伊川の支流であり、海洋センター艇庫前を流れる船川を、陸上からではなく川から見ることで、より現状を知ろうと実施されました。
B&G公式サイト:さあ、みんなで出発だ!
さあ、みんなで出発だ!

 5年生22名は、5月25日(木)に事前にプールでカヌーの体験実習をしていましたが、川で乗るのはこの日が初めてとあって、少し緊張ぎみ。
 担任の清水康子教諭が乗るレスキューボートを先頭に、カヌーに乗った児童たちが付いていきながら、途中、川のゴミの状況を調査するため、ゴミを拾ったり、ペットボトルに水を採取していきました。
B&G公式サイト:岸辺のゴミをみんなでチェック
岸辺のゴミをみんなでチェック

 カヌーツーリングを終えた子どもたちからは、「カヌーは楽しかったが、川はゴミが流れていて汚かった。でも、途中で水をペットボトルに入れて見てみると意外ときれいだった。これからは川をきれいにしないといけないと思った」などの感想が聞かれ、この学習により、子どもたちにとって川が身近になったと同時に、川をきれいにすることで、環境を守ることの大切さを学ぶことができました。
B&G公式サイト:川の水は意外ときれい
川の水は意外ときれい
これからもきれいな川を汚さないようにしなきゃ!

 久多美小学校の原孝治校長は、今回のカヌーツーリングについて「子どもたちに川に親しんでもらい、水の環境をどうとらえるか。水の環境を考えてもらいたい」と話されており、今後の水に関する学習としては、「8月には親子で竹ポットづくりを行い、9月には宍道湖で葦の育成の学習をしていきます」とのことでした。
B&G公式サイト:久多美小学校 原孝治校長
久多美小学校 原孝治校長