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日本初!巨大扇風機を利用して
“プールでOPヨット体験 「OP級ディンギーチャレンジセーリング」”を開催

 10月8日(土)、行方市玉造(なめがたし たまつくり)B&G海洋センターで、初心者にヨットを楽しんでもらうことを目的に「プールでOPヨット体験“OP級ディンギー チャレンジセーリング”」が開催されました。
 手賀(てが)小学校の4年生を中心に14人が参加し、笑い声があふれる、楽しいヨット教室になりました。
 この体験会は、ただプールでヨットに乗船するだけでなく、7台の扇風機を使用し、ヨットを走らせることが特徴で、全国3箇所で開催を予定しており、今回が初めての開催となります。
小松講師と
参加してくれた児童の皆さん
セールをはずして遊ぶ様子 元オリンピック監督が直接指導!!
 
 この体験会の講師は、セーリング種目元オリンピック監督の小松一憲氏!
 会場となった行方市は、小松講師が監督を務めたオリンピックでセーリング種目男子初の銅メダルに輝いた関・轟選手が高校時代に練習した“霞ヶ浦”に面する市です。
 しかし、そのような環境に育っても、“ヨット”の楽しさは実際に体験しないとわからないものです。そんな子どもたちに、“ヨットは身近で楽しいもの”と感じてもらうことがこの体験会の一番の目的でした。
 小松講師より、「プールでヨットの楽しさを知ってもらい、次は霞ヶ浦でチャレンジしてほしい」と挨拶があり、いよいよ体験会がスタートです!!
ヨットで遊ぼう!

 簡単にヨットの種類などを教わったあと、水着に着替えてプールへ集合です。
 10月初旬にも関わらず、児童たちはすぐにでも泳ぎだしてしまうぐらい元気いっぱい!
 まずは、OPヨットのセールをはずして、「ハル」という船体に乗り込みました。2人1組になり、交互に立ったり回ったりしてヨットに慣れていきました。
 つづいて、オールで漕いでプールを1周しました。こちらも2人1組で行い、1人はオールを漕ぎ、1人は舵とり役で、どのように舵を動かせば行きたい方向に進むのかを体験しました。
 小松講師は、児童たちが自由にヨットと遊ぶ姿を見ながら、1人1人に「漕ぎ方が上手い」、「舵とりがいい!」などとアドバイスをされ、児童たちもますますやる気をアップさせていました。
扇風機の風で帆走を体験する様子
扇風機の風を利用した
ヨットレースをしている様子
日本初!7台の扇風機を設置して、風で走るヨットを体験
 
  午後からは、いよいよセールを張った本来のOPヨットに乗船です。プールサイドに並べられた7台の扇風機の風を利用し、ヨットを走らせました。
 児童らは1人ずつ乗船し、やや微風な風を掴みながら進み、午前中に学んだ方向転換の方法も上手く利用しながら、ヨットを縦横無尽に走らせました。

 いよいよレース開始です!3チームに分かれ、25メートルプールの往復リレーが行われました。
 結果は、扇風機に一番近いチームが優勝!小松講師の「どうしてこのチームが1位なのかわかる?」の問いに、みんなは口をそろえて「扇風機が近いから!!」と解答。レースからも、ヨットが走る理由を感じ取れたようです。

 教室の最中、児童たちからは「ヨットはどこに行けば乗れるの?」、「ヨットはいくらあれば買えるの?」などのヨットに関する質問が飛び交い、小松講師も嬉しい悲鳴をあげていました。

 小松講師は、「霞ヶ浦に近い場所に住んでいる子どもたちでも、ヨットを体験したことがない。この気軽に参加できる“プールでOPヨット体験”をきっかけに、ヨットに興味をもってくれれば嬉しい。今後も、この体験会を通し、ヨットは簡単で
楽しく、気軽にできるものだということを広めていきたい。」と話され、この体験会に十分な手ごたえを感じていたようです。

扇風機に近いヨットのほうが早かった!!
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