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各種事業/2002年・2003年活動記録

「リズム運動プログラム指導者実践セミナー」開催


B&G公式サイト:フロアリズム セミナー参加者も「運動遊び」を体験
子ども達は元気なお兄さんに大喜び!!
15年間のデータにより開発した「リズム運動プログラム」を体験

10月8日からの4日間、平成15年度B&G「リズム運動プログラム指導者実践セミナー」が愛知県一色町B&G海洋センターで開催されました。
 「リズム運動プログラム」は、当財団のリズム体操教室で得られた15年分の運動能力測定データ5,500件を基に、検証を重ねながら開発。今回の指導者実践セミナーでは、このプログラムの「アクアリズム運動」および「フロアリズム運動」のプログラム理論や指導法などを学び、地域の体育施設などにおける指導者を養成するのが目的です。
全国11海洋センターから33人が参加

 8・9日は、「アクアリズム運動」に11人、10・11日の「フロアリズム運動」には22人のスポーツ指導員、保育士、幼稚園教諭などが全国各地から参加。同プログラムの基礎理論を学んだ後、実際に子ども達が参加する教室で指導実習を行いました。

 宮城県亘理町からフロアリズム運動に参加した保育士の村上幸恵さんは、「鉄棒などができない子どもに対しての対応の仕方を知ることができてよかった。自分で体験してみて、指導の仕方も分りやすく知ることができた。講義では、今まで分らなかった点が理解できた」と話し、セミナーを受講し、今まで持っていた疑問点が解消されたようでした。

 また、三重県大山田村からフロアリズム運動に参加した保育士の廣岡美緒さんは、「指導者の視点にたっての話が参考になった。子どもにとっての小さい頃の運動との出会いが、これからの健康など、他にもいろいろな形で役立っていくことが分った。さらに練習を重ねて子ども達にきちんとした指導がしたい」と今後の指導に熱意をみせていました。
 
B&G公式サイト:アクアリズム 実際に幼児を対象に実技指導
ストレッチのポイントを説明する松下先生

千葉県御宿町の松下さんが経験を積んで講師デビュー!!

 
このセミナーは、平成8年から開催されていますが講師は全て経験を積んだB&G財団職員が担当。しかし、今回は、千葉県御宿町で8年間フロアリズム運動教室の指導に携わり、努力と研究を重ねている千葉県御宿町の松下裕美さんが補助スタッフとして参加。
  松下さんは、初めはやや緊張気味でしたが、参加者の前での実技指導は、教室での指導経験をふまえた説明で、参加者からも「わかりやすい」と好評でした。松下さんは、「セミナーを受講する側から指導する側になり、プログラムの理解がさらに深まった」。と話しており、プログラムを提供する立場を経験することでさらなるステップアップができたようです。

指導法の幅が広がりました!!

 この運動プログラムの特徴は、体力向上など“からだ”の育成だけでなく、積極性・協調性・明るさといった“人間形成”にも効果が認められることで、幼児の心身の成長を促す“総合的な運動プログラム”といえます。

 
今回、フロアリズムの指導にあたった当財団普及振興課の大関係長は、「技術以上に運動の楽しさを教えることが重要です」と話し、運動の苦手な子どもにも配慮したその指導方法は、現場で活躍されているみなさんの新たな指導のヒントにもなったようです。
B&G公式サイト:h15リズム運動指導者実践セミナー ノウハウを吸収しようと熱気にあふれる参加者


逆上がり幇助法の実技



 リズムに乗って水中ダンス



会場となった一色町B&G海洋センター
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