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各種事業/2002年・2003年活動記録

アトランタオリンピック出場の持田雅誠選手がカヌー指導
〜アドバンスト・インストラクター養成研修の参加者が受講

9月16日・17日、カヌー(スラロームC1)競技でアトランタオリンピック出場の持田雅誠選手が、アドバンスト・インストラクター養成研修の参加者26人を対象に、カヌーの実技指導を沖縄県国頭郡本部町で行いました。
 アドバンスト・インストラクター養成研修で、オリンピック代表選手が研修生を指導するのは、今回が初めて。海洋性レクリエーションの指導員を目指す研修生達は、オリンピック選手からの丁寧でわかりやすい指導を受け、基本動作から指導法まで幅広く学ぶことができたようです。
  今回の指導に関して持田選手は「初めての方への講習としては少しきつめなメニューになってしまいましたが、指導者を目指す研修生の方々が相手ということで、遠慮なく実技指導を進めることができました。研修生の方はみな技術習得への意識が高く、短い期間でも上達が早かったと思います。私も楽しんで指導することができました」。また、「カヌーの技術は、まず自分が楽しまなければ、上達しません。自分が楽しみ、その技術を地元の皆さんに伝えてほしいと思います」と研修生たちにエールを送っていました。
エスキモーロールを指導する持田選手
*エスキモーロール・・・・カヌーが沈した時に、脱出せずに再び起きあがるテクニック

 北海道古平町から参加した小原和之さんは、「普段オリンピック選手といえば画像を通してでしか見ることができないが、今回の研修では、持田選手に直接指導していただき、さらに目の前でお手本を見せていただくという最高の指導を受けることができました」と感激していました。
  また、岡山県建部町から参加した信定和弘さんは、「私の町は、平成17年度の国体でカヌーのスラロームの競技を行いますので、持田選手に教わったことを活かし、国体競技を盛り上げていこうと思います」と貴重な体験を地元に伝えようと意気込んでいました。
 実際に鹿児島県串木野市でカヌー教室の指導をしている塚田健三さんは、「持田選手の指導は専門的で、理解しやすかったです。特に、エスキモーロールと転覆した場合のカヌー対処方法に興味を惹かれました。来年度の地元のカヌー教室では、エスキモーロールを披露したい」と新しい技術習得に手ごたえを感じたようです。

B&G公式サイト:030724_1 水上でパドルの使い方を指導
持田雅誠選手プロフィール

1972年10月7日生(31歳) 東京都出身
大学入学とともにカヌーを始め現在に至る。現在、カヌースラローム競技カナディアンシングル日本代表。94年から10年連続で日本代表の座を保持している。アトランタオリンピック代表選手。東京青梅市の多摩川をホームコースとし、今年10月に行われる日本選手権や来年4月のアテネオリンピック予選に向けて毎日トレーニングを行っている。
一人一人に丁寧に指導をする持田選手
■持田選手講習メニュー
9月16日 9:00 スラローム競技紹介
10:00〜

実技
乗艇・降艇
パドルの使い方
フォワードストロークの練習
スウィープ、リバーススウィープ練習
沈処理(脱艇)

9月17日 9:00〜

実技
バウラダー・バウドロー
スラローム練習
水上での再乗艇
ドローストローク・スカーリング
ショートロール

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