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“校長先生も率先してカヌーにチャレンジ”
１０月６日（日）、広島県蒲刈町で小学校の先生を対象に「水辺の活動推進セミナー」（日本財団助成事業）が開催されました。
参加したのは蒲刈小学校の校長をはじめ先生方９人。午前中は、Ｂ＆Ｇ指導員からカヌー実技の講習を受け、午後からは同小学校児童を対象に実技実習が行われました。実技実習では、習ったばかりのカヌー技術を伝えようと必死。パドリング（こぎ方）や、乗降方法などを教えるほか、一緒にカヌーに乗ったりと、お互いに楽しんでいる様子。普段は教える側の先生も、カヌー実技は子ども達のほうが上手なようで、この日ばかりは、子ども達に教えられるという場面もありました。
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パドリングを練習する先生 |
“子ども達の自信・やる気につながる”
先生方も教わることが多かったカヌーですが、「子ども達に教えられますか？」という問いに対しては、「ちょっとムリ」「自信がない」「もう少し体験してから」などの回答でした。
また、子ども達のカヌー体験については、「子ども達が乗るたびに上達していくのが目に見えてわかり、これが子ども達の自信・やる気につながっているんだ」「小さいころからさまざまな体験をどんどんやらせてみることが大切」など、先生方にも水辺の活動や体験学習の学習効果を実感していただけたようです。
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子ども達にパドリングを教える先生 |
「水辺の活動推進セミナー」は、学校の先生方や体育指導委員、PTAなど青少年教育に携わる人に、海洋性レクリエーションの安全性・楽しさ・教育効果などを知ってもらい、総合的な学習の時間等に取り組む際の参考にしてもらうため、Ｂ＆Ｇ財団が全国で展開しているものです。蒲刈町は、昨年Ｂ＆Ｇ財団と共同で開催し、今回はさらに水辺の活動に対する理解を深めようと、自主開催しました。
“川岡さんも大活躍”
蒲刈町からＢ＆Ｇ財団にこの９月まで派遣されていた川岡定義さんも、早速指導員としてデビュー。１ヶ月間のアドバンストインストラクター養成研修の成果を発揮し、人情味あふれる指導が好評でした。
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先生、心配ないから見ていてね |
“シーカヤックが盛んなまち”
蒲刈町はカヌーが盛んなまちですが、とくにシーカヤックは１８艇を所有するなど、シーカヤックのメッカとして知られています。この７月には、これまでの海洋性レクリエーション普及活動の功績を称え、Ｂ＆Ｇ財団から３艇のシーカヤックが贈呈されました。蒲刈町では、同セミナーをはじめさまざまな教室・イベントでこれらのシーカヤックを活用し、シーカヤックをはじめとする海洋性レクリエーション普及活動を積極的に推進しています。
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シーカヤック１８艇を所有 |
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