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各種事業/2002年・2003年活動記録

学校の先生方など20人が川で、海で
−「水辺の活動推進セミナー」(愛媛県御荘町)開催−

 

7月25日(金)、愛媛県御荘町で「水辺の活動推進セミナー」(日本財団助成事業)が開催され、近隣の町村も合わせて小中学校の教員など20人が参加。近くの僧都川で底生動物(水生昆虫)を採取したり、カヌーやバナナボートなどのマリンスポーツ実技を体験しました。

「水辺の活動推進セミナー」は、学校の先生方や体育指導委員、PTAなど青少年教育に携わる人に、海洋性レクリエーションの安全性・楽しさ・教育効果などを知ってもらい、総合的な学習の時間等に取り組む際の参考にしてもらうため、B&G財団が全国で展開しているものです。3年前から行われ、今年は神奈川県横浜市、岩手県大船渡市、兵庫県浜坂町、茨城県玉造町についで5ヵ所目の開催となりました。

 

地元の川を調査!
午前中は、御荘町B&G海洋センターの会議室で講義が行われ、”水辺の活動”の意義や活動を行う際の安全管理などを学びました。今回は、小中学校の教頭先生2人と中学校の校長先生1人の参加もあり、皆熱心に聞き入っていました。

続いて「河川環境の現状と底生生物」と題して、松山淡水ベントス研究所主宰の桑田一男氏から、愛媛県内河川の底生動物(水生昆虫)の変化と水質汚染などについて、ユーモアを交えて楽しい講義が行われた。「一生石の下にしがみついて生きる、見かけはグロテスクな小動物でも、実は人間よりずーっと長い年月を掛けて悠々と行き続けている。」との話に、皆感慨深げに耳を傾けていました。

その後、実際に近くの僧都川に移動してトビケラやカゲロウなど多数の水生昆虫を採取しましたが、桑田講師は「ここは、なかなかきれいな川ですが、石を川底や川縁に固定した工事がされており、虫が生息し難くなってしまっている。もっと、工法を考えてほしい。」と環境への配慮不足を指摘していました。



まずは講義から


桑田講師の楽しい講義


風の強いコンディションの中、実技体験 !

午後は、いよいよマリンスポーツ実技に挑戦ですが、この日の御荘湾はあいにくの強風と高い波のため、種目を限定してカヌー、バナナボート、マリンジェットの3種目を体験。カヌーでは、初体験で早速沈(転覆)した人もいましたが、皆最後まで楽しく過ごすことができました。

 

ちょっと風が強かった


僧都川で底生動物採取

結構きれいな川のようです


やっぱり楽しい !


初めてのカヌーに感激?

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