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各種事業/2002年・2003年活動記録

「奄美シーカヤックマラソン IN 加計呂麻 大会」
〜 過去最多287艇452人が大島海峡で熱戦を展開 〜
  「2003奄美シーカヤックマラソン IN 加計呂麻大会」(大島町主催)が7月6日(日)、瀬戸内町内の大島海峡を舞台に開催され、マラソン・駅伝コース(36km)とハーフ(20km)の各部門で熱戦が繰り広げられました。
 今年で11回目を迎え"奄美群島日本復帰50周年記念"として開催されたこの大会は、シーカヤック愛好者が集う国内最大規模の大会で、過去最多の全国32都道府県から287艇452人が参加しました。
 当日は青空が広がる絶好のコンディションの中、午前9時30分にフルマラソン2人艇が一斉にスタート。その後5分間隔でフルマラソン1人艇と駅伝、ハーフの部が次々と大島海峡に漕ぎ出しました。
 コースは古仁屋港を出て、海上に設置されたブイを目印に数ヶ所のチェックポイントを回りながら港に戻るもので、あくまで上位入賞を目指す参加者もいれば、目の前に広がるさんご礁を鑑賞したり自然豊かな景色を眺めながらマイペースで完走を目指す選手など様々。海上には、色とりどりのカヤックがコバルトブルーに輝く海上をすべるように走る姿が見られました。
 午後1時頃には上位入賞者が次々にゴール。最後の力を振り絞って力漕する選手たちは、岸壁からの大歓声に迎えられながら、両手を上げたり、パドルを放り投げたりして喜びを体全体で表現していました。

(優勝者タイム) 
フルマラソン1人艇 : 2時間59分48秒(3連覇)
     フルマラソン2人艇 : 3時間04分10秒(2連覇)
     ハーフ1人艇    : 1時間53分41秒
     ハーフ2人艇    : 1時間49分10秒
     ※ 最終ゴール者  約7時間(駅伝) 

 


艇の準備をする参加者

 

スタートラインに向かう各艇


〜 有川真名斗君(笠利町・大島高校1年)が初挑戦で大健闘 〜

 また、B&G海洋センターのある笠利町から有川真奈斗君(大島高校1年・15歳)がフルマラソン1人艇の最年少で初挑戦。見事目標の4時間30分を切る4時間23分05秒(91名中36位)でゴールするなど大健闘しました。

有川君へのインタビュー
カヌーをやり始めたきっかけは?
「小学校1年の時にカヌーを体験しおもしろかったので中学1年から知人にカヌーを借りて始めた。この大会に出るため高校に入ってから毎週土・日に4、5時間練習をした。」
初挑戦の感想は?
「第1チェックポイントまでは楽しく行けたが、その後は想像以上にきつく必死だった。最後まで競っていた艇を抜けなかったのが残念だったが、目標を達成できたのでうれしい。来年は4時間を切りたい。」
シーカヤックの魅力は?
「自然の中を自分の力で漕いで、大きな船では近づけないところにも行ける。自然と触れ合えるところが魅力」

※ ヨットやマリンジェットを楽しむ有川君のお父さんは、「4時間30分の目標は難しいと思っていた。初挑戦でこの記録はりっぱ」と我が子の大健闘に目を細めていました。


有川真名斗君
(大島高校1年)


スタート前の有川君




水面での開会式

部門ごとにスタート

力漕する選手たち


それぞれのスタイルで
ゴールを目指す

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